冬の暖房といえば一昔前までは、石油ストーブがダントツで一般的でした。
石油ストーブの上にやかんを置いてお湯を沸かしていたなんて思い出がある方も多いのではないでしょうか。
今や石油ストーブを使っているという方は少数派になってしまいました。
灯油を売りまわっている光景もあまり見かけなくなりました。
扱いの難しい石油ストーブをやめて、エアコンに切り替える傾向が強まっています。
エアコンとともに普及してきた暖房器具といえば電気ストーブではないでしょうか。
今回は電気ストーブとエアコンを比べて電気代節約について考えてみたいと思います。
エアコンと電気ストーブの違いは?
そもそも、エアコンと電気ストーブの違いとは何なのでしょうか?
電気代に影響の出る大きな違いがあります。
それは、
エアコンが室温に対して最適な動きを自動でするのに対して、電気ストーブは一定の動きしかできない
ということです。
エアコンは自動で電気代が節約できるように動いてくれる
エアコンは室温に合わせて電気代が安くなるように風量を弱めたり一旦停止したりします。
そのため、不要な暖めを避け、電気使用量を抑えます。
電気ストーブは手動での調整が必要
一方で電気ストーブは一定の暖めをずっと行います。
つまり、消費電力もずっと一定都いうことです。
つけ始めでも、何時間もつけた後でも一定の電気代がかかります。
そのため、室温に合わせて手動で一旦停止や弱めるといった操作が必要になります。
自動で調節してくれるエアコンの暖房の電気代は1時間10円程度。
一方で、電気ストーブは20円程度になります。
ただし、短時間しか使わないときは調節が必要ないので、電気ストーブの方が安くすむときもあるようです。
どちらがお得になるかはライフスタイルによるところもありますが、部屋全体を暖めることを考えるとエアコンの方がお得そうですね。