こたつにまつわる３つの噂

噂１「こたつで寝ると風邪をひく？」

「こたつで寝ると風邪をひくよ」と言われた経験はよくあります。

調べてみたところ、エアコンをつけっ放しにするよりもストーブをつけっ放しにするよりも風邪をひいてしまう可能性は高いようです。

簡潔にいうと、こたつで風邪をひいてしまう原因は

「脳が体温を把握できなくなってしまう」ことにあるそうです。

当たり前ですが、人間の脳は

「体温が上がると下げようとする」

「体温が下がると上げようとする」機能を持っています。

しかし、長時間下半身だけを暖められている過ごしてしまうと、

「上半身は寒いらしい」「下半身は暑いらしい」

極端な二つの信号が脳にいってしまうため、脳も体温をどうしたらいいのかわからなくってしまうようです。

その結果として、体温調節ができずに風に至るというメカニズムです。

噂２「猫はこたつで丸くなる」？

はじめに結論を述べると、猫はこたつで丸くなりません。

ネコが体を丸くするメカニズムは２種類。

「おなかが冷えるのを防ぐ」｢敵から身を守る｣の2種類が猫が体を丸める理由なのだそうです。

ネコが快適だと感じる温度は15℃～22℃で、15℃を下回るとおなかが冷えないように体を丸くしがちだそうです。

噂３「こたつのせいで異常なほど電気代が高くなった」？

時折、以下のような投稿がネット上に見られます。

このようにこたつを使用したことで節約どころか、電気代を増幅させてしまったケースがちらほらあるようです。

消費電力は低いはずにも関わらず、電気代がたかくなってしまうこの現象には2パターンあるようです。

最も消し忘れをしやすい家電であるということ。

ストーブやエアコンは稼働音も比較的大きくあまり消し忘れることはありませんが、こたつはパッと見ただけではＯＮ・ＯＦＦが把握できません。

そのため、夜中つけっぱなしにしてしまったり、つけたまま外出してしまったりしやすいため使っている時間以上に電気代がかかってしまうケースが見られます。

使用時間が長くなればこたつによって電気代が高くなってしまうのも仕方ありません。

もう一つのパターンとしては古いまたは安いこたつを使っていたケースが見られます。

古いこたつと極端に安いこたつには注意が必要です。

古いものはエアコンと同様に温かさ以上に電力を消費している場合があります。

加えて極端に安い家電は省エネや熱効率のことをあまり考えられていない場合が多いので、電気代が高くなってしまうことがあります。

ネットに上がっているケースもほとんどが古いもしくは極端に安いこたつを利用していたようです。

こたつ 2015-07-15