マンションなど、窓の無いお風呂場では換気扇だけが唯一の換気手段。
お風呂場の換気を疎かにするとカビや結露の発生しやすい環境となってしまい健康にも良くありません。特に黒カビは一度発生すると中々落ちにくく、掃除するのも大変ですよね。
そんな事態を避けるためには24時間換気扇を回すのが効果的です。
だけどつけっぱなしは電気代が気になる…というあなたへ、結論から言うとお風呂の換気扇はつけっぱなしにしても大丈夫です!
換気扇の電気代
お風呂場の換気扇の消費電力は一般的に15~20Wです。1kWhあたり25円で、1ヵ月にいくらかかるか計算してみましょう。
20W×24時間×30日=14400W=14.4kWh
14.4kWh×25円=360円
お風呂場の換気扇は1ヵ月24時間つけっぱなしでも約360円で済んでしまいます。
元から24時間換気モードが備わっている換気扇だと消費電力が2~3Wの場合もあるため、これを計算すると1ヵ月24時間つけっぱなしで約54円です。
換気扇の効果を高めるためにすべきこと
浴槽にお湯が張ってある場合はきちんとフタをする
浴槽全体に冷水シャワーをして室温を下げる
何れも余分な湿気を生まないために効果的です。お風呂上りの前に意識するだけで換気効率も増すでしょう。
壁や鏡に残った水分もタオルでふき取ってあげると尚効果的です。
月に一度はフィルターの掃除をする
以前、「エアコンのフィルターを2年間掃除していないとこうなります」という記事で紹介したようにフィルター掃除を怠ると運転効率が悪くなり余分な電気代がかかることになってしまいます。
それはエアコンも換気扇も同じです。定期的な清掃を心掛けましょう。
冒頭で示したように、お風呂場の換気扇はつけっぱなしにしていても月々数十円から数百円しかかかりません。
健康を害したり、建物を傷めたりしないためにもお風呂場の換気扇はつけっぱなしをオススメします。