“たっぷりと沸かしたお湯を熱いままキープできる、電気ポット。
人数の多い家庭を中心に以前から普及していますが、保温中などの電気代がかかるのが難点ともされています。
そこで今回は、家庭にある電気ポットの利用コストを節約するための、
「設定の工夫」 をご紹介します。
保温は最高温度でなくても十分
98度といった、沸騰直前の高温でお湯を長時間とっておくのは、賢い使い方とは言えません。
例えば、ある機種で3リットルのお湯を98度で保温した場合、1日当たり約19円(1kWh当たりの電気代を29円と計算)の電気代がかかってしまいます。
電気ポットは、保温モードでの温度を選べるものがほとんど。
80度台、場合によっては60度台に設定しておきましょう。60度台で保温している場合には、必要に応じて沸かし直しをすればOKです。
使わない時にはプラグを抜く
保温のコストよりも、沸かし直しにかかるコストの方が少ないなら、いったんスイッチを切ってしまうのが一番の節約法。
湯沸かしのコストは、3リットルあたり約12円、保温のコストは、1時間あたり約1円。
さらに、冷たい水から新たに沸かすよりは、電源を切ったポットのぬるいお湯を活用する方が低コスト。数時間〜半日という単位で保温するのであれば、電源オフを選びましょう。
コンセントからプラグを抜いても、電気ポット本体にはある程度の保温性があります。ただし、衛生面から、1日以上の保管はいずれにしても避けましょう。
いかがでしたか?
お持ちの電気ポットを省エネ利用するために、こうした方法を取り入れてみてください。
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