多岐に渡る発電方法
「Energy-Navi」でもこれまで様々な発電方法を紹介してきました。
火力発電、原子力発電は有名ですね。日本は現在原子力発電所が停止していますが、火力発電と原子力発電は多くの国で中核を担う電力供給源となります。
水力発電、風力発電、太陽光発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギーを利用した発電方法も近年では一般的になっています。もちろん、発電方法は上記にとどまりません。
まだまだ世の中には私たちが想像もつかないような発電方法が存在しています。
火力発電に使われる燃料資源の枯渇やCO2排出量が懸念される中、科学者達は代替エネルギーになり得る新しい発電方法を日々模索しているのです。
今回はそんな一風変わった発電方法、発電媒体を、ランキング形式でお届けしたいと思います。
第5位 ナイトクラブで踊る若者達
スポットライト、DJ、賑やかな音楽と省エネとは無縁と思われるそんな場所で新しいエコに繋がる新しい試みが行われていました。
踊ることによって発生する振動を利用して床に設置された発電パネルから発電を行うというものです。
そんなユニークなダンスフロアを取り入れたナイトクラブが、実際にオランダやニューヨークに存在します。2~3人が踊ることで電球一つ分に相当する発電が行えるようです。
ちなみに、以前日本でも同じような取り組みが横浜で行われています。その夜は「発電ナイト」と呼ばれたそうです。
第4位 うどん
日本でうどんと言えば、香川県。そんなうどんを名物とする香川県でうどんを燃料とした発電が行われていました。
「うどん県」と呼ばれているだけあってうどんの消費量、生産量ともに凄まじいものがありますがその分廃棄されているうどんも見過ごすことはできません。うどんの製造工程で発生する麺の切れ端や、使い物にならなくなった廃棄麺は年間1,000トンにも上るといいます。
そんな廃棄うどんをバイオマス発電の燃料に使ってしまおう、という訳です。廃棄うどんからメタンガスを生成し、発電を行うプラントでは年間約18万kWhも発電することが可能です。
この18万kWは、4人暮らしの一般家庭が1年間で消費する電力の33倍に相当します。
日々の食卓でうどんを囲いながら消費電力もうどんで補う、正に名実共に「うどん県」であると言えますね。
さて、いよいよ第3位の発表となります。引き続きどのような発電方法がランクインしてくるのでしょうか?