ブランド力や販売網のない会社が発電してつくった電気をブランド力や販売網を持つ別の会社が販売する事をホワイトラベルと言います。
詳しくは、「小売りの販売手法「ホワイトラベル」消費者目線での問題点」を参照してみてください。今回は、そんなホワイトラベルが普通の業務提携とどこが違うのか、図にまとめてみました。
ホワイトラベルと業務提携の違い
短期的にはホワイトラベルがより有効?
このように、業務提携では最後まで「A社の電力」として販売するのに対して、ホワイトラベルでは「B社の電力」として販売します。
それぞれ、メリット・デメリットがありますが、短期的な目で見るとホワイトラベルの方が売上を伸ばすことが可能だと考えられます。しかし消費者はB社(発電をしていない会社)の電気だと勘違いしたまま電力を購入するケースも生まれるため、クレームやB社自体のブランドが損なわれる可能性も視野に入れてホワイトラベルは行わなければなりません。以上を踏まえた上で、業務提携もホワイトラベルも両方活発になっていくと考えられるため、消費者は、その会社が販売している電気がホワイトラベルなのかきちんと吟味することが必要になります。
他にも、電力自由化をまとめたもの、各事業者の動向、市場動向、各社の見える化サービス比較なども掲載しているので、合わせてご覧ください。