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東京ガス(ずっとも電気)は電気+ガス+インターネットの三位一体の契約で最大限の割引を実現

東京ガスが東京電力エリアにおいてトップクラスの電気代の安さを実現していることをご存知ですか!?

東京ガスは首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬)で都市ガス供給する会社です。都市ガスの配管は管内に約6万kmもあり、日本最大手のガス会社です。

安さを武器に既に60万契約を突破

東京ガスの新電力が注目されています。2017年2月現在で既に60万契約を突破。人気女優等を起用した積極的な宣伝に加え、既存の都市ガス利用者を中心に新電力への切り替えを促進しています。

東京ガスの新電力は自社のガスとセットで購入すると、東京電力管内ではトップクラスの安さになります。

これが一年足らずで契約数60万超えの最大の理由と言えるでしょう。

また、新電力は自社で発電するケースと、他社が発電した電気を購入して顧客に販売するケースの2つに大別されますが、東京ガスは前者で自社の設備を用いて電気を作っています。

ガス会社なので全てLNG(液化天然ガス)火力発電です。

注意!!セット割りが出来ない地域がある。

※都市ガス供給エリアと新電力供給エリアは違います。

基本的な事ですが、都市ガスとは地中等にあるガス配管を通じてガスを供給される仕組みで、東京ガス管内でも全ての地域で使えるわけではありません。

つまり、都市ガス配管が設置されていない地域は、ガスボンベ方式のプロパンガス等になります。

東京ガスの都市ガス供給エリア

都市ガス供給エリアは東京、神奈川、埼玉では多くの地域が対象になっていますが、茨城では日立市・つくば市等の一部、栃木では宇都宮市の周辺、群馬では前橋市・高崎市の周辺に留まります。

東京ガスの電気供給エリア

東京電力管内ならば伊豆諸島等の離島を除きどこでも利用する事が出来ます。例えば、都市ガス分野では明らかに営業エリア外の静岡県東部でも利用可能です。

なお、東京電力管内以外(東北・中部・北陸・関西電力等)では、東京ガスの新電力を利用する事は出来ません。

この時点で契約プランが一気に絞られてきます。

東京ガスの都市ガスを利用できる地域が限られているため、都市ガス供給エリア内ならば「ガス+電気」のセット割引が適用できますが、都市ガス供給エリア外だと「ガス+電気」のセット割引を利用する事が出来ません。

「電気単独」となります。つまり、それだけで大きく電気料金が異なります。

また、契約容量は30A(アンペアー)~60Aまでの間で、10~20Aの低い契約容量(主に単身世帯)は契約する事が出来ません。

他社の新電力と比較すると、いろいろと制約が多いのが特徴。

しかし、この制約さえクリアできれば、割引額が大きい(安くなりやすい)です。具体的に見て行きます。

電気単独の場合

東京ガスの新電力の商品名は「ずっとも電気」。
契約容量に応じて3種類用意されており、今回は一般家庭で使用する東京電力の従量電灯Bに相当する「ずっとも電気1」をガスのセット割にせずに電気単独契約とした場合についてご説明します。

基本料金

基本料金については、新電力他社と全く同じです。

電力量料金

電力量料金は月間電気使用量が140kwh以下と140~350kwhでは、差額がほとんどありません。

140kwh以下で23,24円と言うのは他社と比べれば割高のため、月間電気使用量が少ないと損します。

140kwh~350kwh(主に3人以下の世帯)だと、東京電力の従量電灯Bよりも単価が安いため(東電の場合26,00円)となるため、以下のように一定の使用量があれば電気代だけでも東京ガスの方が安くなる可能性が高い。

350kwh以上の使用でも、1kwhあたりの単価が25,93円と安く(東京電力の従量電灯Bの場合1kwhあたり30,02円)お得になります。

2〜3人暮らし、月額電気使用量が350kw程度

東京ガスが年間 、約1700円お得

4〜5人暮らし、月額電気使用量が500kw程度

東京ガスが年間、約9200円お得

【関連記事】東電と東京ガスの新プランを比較しました

「ガス+電気」のセット割引で基本料金を毎月270円割引

例えば、ガスは東京ガスの都市ガスに単独で契約。電気は東京電力等の他社で単独で契約。それぞれ独自に基本料金等が異なるため負担額が大きいです。

東京ガスの都市ガスを現時点で利用しており、新電力で東京ガスの電気を利用。
つまり、「東京ガスの都市ガス+東京ガスの新電力」をセットで契約すると・・・

月間基本料金割引額

270円お得

年間基本料金割引額

3,240円お得

但し、同一住所で「東京ガスの都市ガス+東京ガスの新電力」を使う事、ガスと電気の契約者が同じ事、ガス料金と電気料金を合算して支払う事が条件になります。

例えば、クレジットカードで支払う場合、ガス料金はAカード、電気料金はBカードと異なるカードを使用するとセット割引が適用されません。

このセットプランに入ると、基本料金や電力量料金は「電気単独」と同じ値段です。この値段から月間270円(年間3,240円)割り引くと言うものです。

 

支払いでポイントがたまる!?

東京ガスは毎月の支払いや、キャンペーンなどの参加することでオリジナルグッズや提携ポイントへの交換が可能なパッチョポイントを得ることができます。

Web会員サービス「myTOKYOGAS」で、d ポイント・Ponta・楽天スーパーポイント・T ポイント・WAON ポイントと交換が可能です。

電気+ガスセット割の電気代お得額!!

以下の様に、使用量が多ければ、お得額が大きくなっていきます。

最強プラン「東京ガス電気トリプル割」。

「ガス+電気」に加えて、さらにインターネット使用料金も安く出来る。割引額はプロバイダー側のプランで異なる

東京ガス指定のプロバイターとインターネット契約をすれば、さらに安く出来ます。

例えば、NTT東日本の「フレッツ光ネクストファミリー・ギガラインタイプ にねん割」+「OCN(2年割適用/プロバイダーの事)」を使用している場合。

本来インターネットは、通信回線とプロバイダー契約は別になっています。それぞれに費用が発生します。だから結果的には高くなります。

「東京ガス電気トリプル割」では、「ガス+電気」に加えて、「プロバイダー光」と言う通信回線+プロバイダーサービスがセットになった割引です。

つまり、「ガス+電気+インターネット通信回線・プロバイダーサービス」の3種類をセットにしてしまえば、ガスも電気もインターネットも最大限の割引を効かせて使用できます。

「東京ガス電気トリプル割」はガス+電気+インターネットの3者の合計で年間3,800円(月間約316円)安くなる計算です。

この金額はあくまでも一例で、プロバイダー側のプランにより割引金額は異なります。電気とガスとインターネットを上手く組み合わせると年間最大約2万円割引。さらにこれに格安のスマートフォンや格安SIMカードを使用すると年間最大約8万円も安くなるとしています。

これは仕組みが複雑なため、公式サイトをご覧ください。

東京ガスが提携しているプロバイダーはOCN以外にも数社あります。
◆ビックローブ
◆ソーネット
◆ニフティ―

等です。

まとめ

新電力各社には、いろんな「セット割引」が存在します。
各社の顧客獲得競争は首都圏を中心に激化しております。その中で電気とそれ以外の「何を」安くしたいのか?

それによって、組み合わせる「セット」が変わってきます。電気そのものの値段はもちろん、組み合わせた先の値段も変わってきます。
また組み合わせの可否もエリアと電力会社によって変わってきます。今回紹介した東京ガスはセットにしなくてもお得になるケースが多いですが、事前にしっかりと確認をすることをおすすめします。

家庭生活で特に必要なガスとインターネットを組み合わせた、セット割引で最大限の割引を実現した東京ガスの新電力。そして、使えば使うほど電気が安くなるのも強みと言えます。東京ガスの公式ページにはシミレーション機能もあります。まずは一度確認してみてはいかがでしょうか??

最後までお読み頂きありがとうございます。 少しでもお得になりそうと感じましたら、まずは公式ページで今の電気契約と比較、確認をしてみてはいかがでしょうか。
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