静岡のエネルギー関連企業TOKAIと東京電力が、提携交渉を実施。
2016年電力小売り全面自由化に向けてTOKAIと東京電力がガス、電力の販売で連携交渉を行っている旨を発表しました。
TOKAIの目的
TOKAIは1950年に創業した静岡を中心にエネルギー事業やリフォーム事業住宅建設事業を実施している企業で、静岡県民にはなじみ深い企業かと思います。
TOKAIは、東京電力と提携することで県を超えた顧客の獲得を目的としているものと思われます。
東電の目的
一方で東京電力はこういった会社と提携することで、静岡の顧客を囲い込むという目的があるものと思われます。
現在はまだ提携の交渉段階ですが、実現すれば静岡県内ガス会社と大手電力会社では初の事例となります。
電力小売りの全面自由化で、消費者は地域電力会社以外から電力を購入できるようになるため、
首都圏には東電以外の電力会社やガス各社が相次いで参入する意向を示しています。
こういった多くの会社と差別化を図るために、東京電力は大手ガス会社と提携し、全国的な幅広い販路を獲得するだけでなく、
特定地域にサービスを提供しているガス会社とも連携し、地域に根付いた販路も獲得していく見込みです。
参考:http://www.at-s.com/news/detail/1174195142.html