【出典】株式会社ソフトバンクHP
ソフトバンクユーザーなら年間電気代を2年契約で最大160,000円もお得になる電力会社があるってご存知ですか!?
その名も「ソフトバンクでんき」です。ソフトバンク株式会社は東京電力との業務提携し3つのプランにより2016年4月1日から東京電力エリアの他に、中部電力・関西電力の各エリアに幅広く電力を供給しています。
今回はソフトバンクユーザーなら本当にお得なのか?ということに着目して検証していきま
ソフトバンクでんきの3つのプラン
ソフトバンクでんきと東京電力の提携によって誕生したオリジナルの3つのプランがあります。
スタンダードS
単身・少人数の家族向け
バリュープラン
3人の家族向け
プレミアムプラン
4〜5人以上の家族向け
この中で最もお得に使用できる3人家族向けのバリュープランです。
定額料金のバリュープランは本当にお得!?
バリュープランは毎月の使用電力が300kWhまで定額料金となり、300kWから400kWの間の電気使用量が安くなります。
【出典】
例えば3人家族の平均的な電気使用392kWhでバリュープランと従来の電力プランを試算して比較します。
バリュープラン
【計算】電気使用392kWhを想定
定額7020円+(92kWh×25.89円)=9402円
従来の電力プラン(従量電灯B、40A)
【計算】電気使用392kWhを想定
(120kWh×19.52円)+(180kWh×26円/kWh)+(92kWh×30.02円)=9801円
【結果】バリュープラン9402円ー従来の電力プラン9801円=おおよそ月間で400円お得です。
※2017年2月日時点の東京電力、従量電灯B:40A、392kWh/月、バリュープラン:2kW、392kWh/月の場合の月額料金試算です。
定額金額に満たなかった場合は??
では電力使用量が300kWhに満たなかった場合は、逆に電気代がかかってしまうの!?と頭をよぎると思いますが、その点もご安心ください。
実際の電力使用量が300kWh満たなかった場合は、使わなかった分の電力をTポイント、もしくは携帯電話のデータ量として還元することが可能です。
Tポイント:最大1,000ポイント
5kWhごとに50ポイント付与、最大1,000ポイントの付与となります。
スマホのデータ量:最大3GA
5kWhごとに0.15GBの還元、25ヵ月目以降は0.1GBの還元となります。
ただ、未使用分の還元は月間最大100kWhまでです。つまり月間電気使用量が200kWh以下の場合は一つ下のスンダードプランをお勧めします。
最大の特徴はセット割り!!
大きな特徴としてはソフトバンクユーザーは「ソフトバンクでんき」から申し込むとセット割(おうち割)を利用することができるということです。
おうち割 でんきセット
ソフトバンクでんきとセットで対象の携帯電話、タブレット、または対象の固定通信サービスを利用すると、利用料金から割引が発生します。
このサービスは「東京電力エリア」と「中部電力、関西電力」エリアによって割引金額と対象が異なります。
東京電力エリア
【でんきセット】⇨スマホ・ケータイ➕電気
1世帯当たり最大300円(100円〜300円)割引
【光セット⇨スマホ】・ケータイ➕ネット
1人当たり最大2,000円(500円〜2,000円)割引
中部電力、関西電力エリア
【でんきセット】⇨スマホ・ケータイ➕電気
1人当たり100円割引
【光セット】⇨スマホ・ケータイ➕ネット
1人当たり最大2,000円(500円〜2,000円)割引
よって、どちらのエリアでも3人世帯で利用すれば家族で毎月最大6,300円もの割引を受けることができます。
ただし、光セット割はこれまで「スマート値引き」という名前で提供されていたプランの名称変更になります。
よってソフトバンクでんきを契約しなければ受けられないというものでも、これまでの「スマート値引き」にプラスして光セット割が利用できるというわけではありませんので注意が必要です。
Tポイントとの連携について
ソフトバンクとTポイントが連携しました。ソフトバンクでんきに契約すると電気代1,000円につき5%のTポイントが付いてきます。
本当に16万円お得なのか!?検証結果
上記で記載したように、3人家族で月間平使用量392kWhを2年契約を満了した場合、「バリュープラン」と「おうちセット割り」でそれぞれ以下のお得が発生します。
・バリュープラン :月間400円、2年間で9600円がお得に!
・おうちセット割り:月間最大6200円、2年間最大148,800円がお得に!
2年間で合計158,400円お得となります。
上記に加えて電気代1,000円につき5%のTポイントが付いてくることから、従来の電気契約から大幅に節約をすることが可能であるという結果になりました。
ソフトバンクユーザー方はすぐにでも現在の電気契約と比較して「ソフトバンクでんき」への切り替えを前向きに考えていいでしょう。
とはいえ、ソフトバンクでんきは多くの特典によりお得となっている反面、料金システムが分かりづらいというデメリットがあります。
まずは公式ページやお近くのソフトバンクショップで、現状の電気代金と比較検証をするところから始めましょう。
まとめ
電力の自由化により多くの電力会社、多くのサービスやお得が生まれました。しかし、その内容は複雑なものが多く「本当に安くなるのか!?」というところを懸念している人が大半でしょう!とはいえ今回、ご紹介したソフトバンクでんきのように、今よりお得になる可能性は大きくあります。まずはシミュレーションなどを活用して現在の電気代としっかりと比較検証することから始めましょう。