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エアコンなどの空調機器がどんどん進化しつつある現在、扇風機はもはや時代遅れの電化製品だなんて思っていませんか?
実は今、おしゃれな見た目や静音性はもちろん、電気代を節約したり自然界の風を再現する扇風機まであるんです!
たくさんの魅力にあふれた扇風機が各メーカーから発売されているのです。
今回は豊富なラインナップから、3商品をピックアップしてご紹介します。
ここ数年扇風機の調子が悪くて…という方は、是非チェックしてみてください。
バルミューダ The GreenFan EGF-1600
参照:https://www.balmuda.com/jp/greenfan/
バルミューダという名前自体を知らない人が見えるかもしれませんが、こちら日本の企業であり、高級扇風機の第一人者ともいうべき企業です。
エコ・節電が叫ばれる世の中で、2010年にDCモーター搭載の扇風機「GreenFan」を発売、2011年に爆発的な人気を博した後に2017年モデルとして登場したのが「The GreenFan」です。
価格は税別36,000円(公式サイト価格)と高額ながらも大人気の理由は、その機能性の高さ。
DCモーターで静音化と節電 〜ひと夏の電気代29円〜
そもそも扇風機とはACモーターを使用している製品が一般的でした。
しかし、静音化を実現するためにDCモーターを搭載し、節電効果も格段にアップ。
ひと夏の電気代はなんとわずか29円!( 最弱運転で1日8時間、90日使用した場合。電気料金は1kWhあたり27円で計算。【公式サイトより】)
自然界の風を再現した気持ちの良い風
さらに気持ちの良い風が出るにはどうしたらいいか、流体力学を元に作られた2重構造の羽根から出る風は、まさに自然界の風を再現してくれています。
また、大きく広がりゆっくりと進む風は一般的な扇風機に比べて約4倍にもなります。
15m先まで届く豊かな風はたくさんの空気をいっぺんに動かすことができるので、冬にはサーキュレータの役割も果たしてくれます。
扇風機業界の革命児、バルミューダの「The GreenFan」を一度試してみたいという方が続出しているのも納得です。
ダイソン Pure Cool Link タワーファン
参照:https://www.dyson.co.jp/fans-and-heaters/purifiers/dyson-pure-cool-link-evo/overview.aspx
ダイソンといえば、家電業界においてユニークな商品をたくさん発売している言わずと知れた有名メーカーです。
2009年に「羽根のない扇風機」を発売し、それまでの扇風機の概念を大きくくつがえしました。
デザイン性の良さも多くのファンをとりこにし、年々進化をとげています。
有害ガスも除去出来る空気清浄機能
2017年に発売された「Pure Cool Link」は羽根のない形はもちろんのこと、空気清浄機能を搭載したまさに高機能扇風機です。
PM 0.1レベルの微細な粒子を自動で99.95%除去してくれて、さらに有害なガスも除去します。
現在日本国内でも問題になっているPM 2.5よりも小さいPM 0.1(PM 2.5の25分の1の大きさ)まで除去可能なのはとても魅力的ですね。
羽根がないために小さなお子様が怪我をするような心配もなく、ムラのないスムーズな風を運んでくれます。
税込69,984円(公式サイト価格)と高価格ながら、季節を問わず空気清浄機として、サーキュレーターとして使用でき、さらにアプリとリンクできる利便性も兼ね備えた画期的な扇風機です。
ドウシシャ(DOSHISHA)扇風機 カモメファン FKLR-251D
参照:http://www.d-designing.com/kamomefan/fkls-251d/
カモメの羽根にヒントを得て作られた、その名も「カモメファン」。
温かみのあるネーミングと共に、日本メーカーならではの商品コンセプトが特徴的といえる扇風機です。
羽根は柔らかい素材で作られており、騒音と振動を軽減しつつも風量は豊かでやわらかい風が心地よく感じられます。
木の葉よりも静かな扇風機
DCモーターなので静音性にも優れており、最小で7.5デシベル。
木の葉が触れ合う音よりも小さくて、静音性で選ばれる扇風機のナンバー1と言っても過言ではないでしょう。
また、節電効果も高く、1時間当たりの電気代(風量は最小で首ふりなし。27円/kWhで算出。)は0.05円(公式サイトより)。
2.1Kgととても軽量なので持ち運びも便利です。
参考価格は23,000円程度で、上記の2機種よりも比較的手が出しやすい価格帯なのも魅力的です。
今、高機能な扇風機が人気な理由
上記は高機能扇風機の中のごく一部であり、他にも多くの高機能&高価格帯な扇風機が各メーカーから発売されています。
先駆けとなったのはダイソンやバルミューダだと言われていますが、2010年前後が大きな変化の年となりました。
エコや節電が話題になる中で2011年に東北大震災が起こり、日本国内でライフラインについて考えさせられることとなりました。
DCモーター搭載の高価格な扇風機が世の中に受け入れられるか静観していた東芝も、これに追随する形で2012年にDCモーター搭載の扇風機を発売しました。
また、サーキュレーターの人気が徐々に増してきている中で、サーキュレーターに似た機能を持つ扇風機も登場してきています。
今までの扇風機の概念をくつがえすような豊富な機能性によって、扇風機1台で他の空調機器にも代用でき、しかも省エネである点が、高価格&高機能な扇風機に人気が集まりつつあるのではないでしょうか。
まとめ
見た目も機能も、もはや扇風機の域を超えているような商品が続々と発売されています。お手頃な値段の扇風機ももちろんありますし、お手頃な扇風機だからこそのメリットもあるでしょう。
しかし、たまにはこうしたお部屋のインテリアにもマッチするような扇風機、うっとりするような風を届けてくれる扇風機にも憧れるものです。
是非一度試してみるのもいいですね。
そして、新しい商品だからこそ節電機能も豊富になっている商品が多いです。
節電対策にも一役買ってくれることでしょう。