LED照明を導入、プロ野球セリーグの横浜DeNAベイスターズの本拠地で
横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムのナイターの照明設備が2015年からすべて変更になりました。以前はナイター設備には高演色・高効率のメタルハライドランプを使っていましたが、消費電力が1台あたり1500WかかりLED照明の760Wと比べると電気代が倍かかってしまうというのが原因でLED照明に変更になりました。
さらに自然光に近いLED照明を使うことで、照明塔一基あたりの投光器の数が708台から660台に減らすことも可能だそうです。また投光器に組み込んだLEDモジュールの寿命時間は4万時間と以前のメタルハライドランプの6000時間に比べて6倍以上も長くなるというメリットもあります。
このように「エコ」においては非常に優れたLED照明ですが、野球に多少影響が出てしまっているようです。
横浜DeNAベイスターズ所属の筒香選手もまぶしいと困惑しているコメントを出していますし、阪神の山脇外野守備走塁コーチは横浜スタジアムでナイトゲームがあるときは全員に薄いサングラスを持参するようにいっているようで、プレイをするにはLED照明の電気は眩しすぎるようです。
日本を代表する球技である野球。エコとプレーのしやすさのバランスを今一度見直す必要があるかもしれないですね。