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暖房は家電の併用がお得!?エアコンとこたつで節電!

暖房器具にはいろいろな種類がありますので、どれを使えばいいのか悩みどころですね。効率よく使うことを考えれば、それぞれの暖房器具の長所を活かして上手に組み合わせることで無駄なく体を暖めることができ、節電にも繋がります。

この記事では、節電や暖房効率のよい暖房器具や組み合わせを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

暖房器具はどんな種類がある

暖房器具は大きくわけると2種類にわけることができます。エアコンなどの「部屋全体を暖める器具」とこたつなどの「身体を暖める器具」です。

まずはこの2種類の暖房器具の特徴や木造8畳の部屋で一時間あたりのおおよその電気代をご紹介します。

部屋全体を暖める暖房器具

・エアコン 6〜12円程度/1H
部屋全体を暖めることができランニングコストが安い。

・石油ファンヒーター
部屋全体をすぐに暖めることができるが、空気が汚れる。電気代はほぼかからないが灯油代がかかり灯油購入の手間も。

・オイルヒーター 40円程度/1H
電気ヒーターの一種で輻射熱による優しい暖房。騒音がなく静かで火傷の心配もなく空気も汚れない。暖房効果は低いわりに電気代が高い。

身体を暖めるもの

・ホットカーペット 2帖用で10円程度/1H
本体価格が安く電気代も安いが使い方によっては高くなる。暖房効果が低い。

・こたつ 5円/1H
保温性に優れ部分的な暖房効果が高い。ランニング効果が安く節電効果が高い。

・ハロゲンヒーター 25円/1H
速暖性が極めて高く空気を汚さない。ホコリが溜まると火事になりやすいのでこまめな掃除が必要。消費電力が大きいので電気量が高くつく。

上記の結果から、エアコンとこたつが一番節電効果があり、暖かさを感じることができそうです。

エアコンは節電の出来る安全な暖房器具

昔と違って今のエアコンは冷房だけでなく暖房機能があるので夏でも冬でも一年中大活躍の家電ですね。

エアコン暖房は広い空間を長時間暖めたい時に最も適しています。エアコン本体の価格、イニシャルコストは高いのですが、電気代金などのランニングコストは他の暖房器具に比べるとても安く抑えることができます。しかも他の暖房器具と違って火傷の心配がないため、小さなお子さんがいる家庭には安全な暖房器具の代表とも言えますね。

節電のポイント

家電製品はこまめにスイッチを切ることが節電と思われがちですが、エアコンに関しては別です。
冷房に比べて暖房は外気との差が大きいので電気代が高くなるのですが「冬のエアコンは高い」とそのことばかりを気にするあまりに30分〜1時間ほど家を留守にする時も、エアコンを消して節電をしているつもりになっている方が多いです。

実際はこまめにスイッチを切るよりは、継続的に稼働させておいたほうが節電になるのです。

その理由として、エアコンは設定温度と室内温度の差があればあるほど大きな電力が発生するからです。つまり付け始め、室内温度とエアコンの設定温度が同じになるまで10〜30分くらいが最も電力が発生するのです。

なので短い時間外出するぐらいでしたら、近所に少し出かけるぐらいでしたら、つけっぱなしにして外出する方が電気代を抑えることができます。とはいえ、毎日家にいる時間が少なく外出している時間が多い方は消すべきです。

家族のライフスタイルに合わせながら、エアコンの特徴を十分に活かし上手に使っていきましょう。

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こたつは節電と健康維持が出来る暖房器具

こたつもエアコン同様ランニングコストが安い暖房器具になります。昔から変わることなく愛され続けてきたこたつは、本当に優秀な暖房器具といえます。暖房器具という部屋や身体を暖める効果だけでなくテーブルとして使用もできるので家族団らんにもおすすめできる暖房器具ですね。
こたつはエアコンやファンヒーターと違い、部屋全体を暖めるのではなく身体を温めます。

こたつで便秘やむくみ、肩こりを改善

主に足を温めますが、足を温めることで体全体の血流がよくなり冷え性改善効果が期待でき、その他にもむくみや肩こり、便秘を改善するなどいろいろな効果が期待できます。

こたつに入っているとつい眠くなってしまうのは血行がよくなっている証拠なのです。「足は第二の心臓」と言われていますので健康的な身体を維持すには足を冷やさないこと。こたつはランニングコストも安く健康維持にも欠かせない暖房器具と言えます。

こたつで寝るのはNG

ただし、こたつで長い時間寝ることはおすすめできません。
下半身と上半身の体温に大きな差が出るために異常に汗をかき脱水症状を起こし心筋梗塞の危険が高まります。身体の水分が奪われますので便秘も引き起こしてしまします。
あくまでも、こたつは温まる場所であり、寝る場所ではありませんので注意して利用しましょう。

エアコンとこたつの併用で節電!暖房効率UP!

いろいろな暖房器具の長所を組み合わせることで効率よく暖めることができますが、どの組み合わせが一番よいのでしょうか。人それぞれ暖かいと感じる温度は違いますし、寒冷地に住んでいる方は体感温度が違います。必ずこれがいいと言い切ることはできませんが、それでもおすすめしたい暖房の組み合わせは、「エアコン」と「こたつ」の併用です。

更に扇風機を使って部屋の上に暖かい風が溜まらないように風を循環させることで、早く室内温度を上げることができるため暖房効率が上がります。

しかし、いくら空気を循環させてもエアコンは足元を暖める力はありません。そこでこたつの出番ですね。部屋全体をエアコンで暖め、足元はこたつで温める。1日の電気料も暖房器具の中ではとても安いこの2つを上手に併用すれば節電になります。

注意点

エアコン

エアコンのデメリットとしては空気の乾燥ですが、ちょっと手間をかければ加湿器を置かなくても大丈夫です。洗濯物を干す、コップにお湯を注いで置く、浴室のドアを開放するなどで加湿効果は抜群です。

乾燥するからとファンヒーターを使う方がいますが、窓の結露やサッシなどのカビは凄いはずですし空気も汚れます。気密性の高い新築の家ではファンヒーターを使わないように説明されますが、結露はもちろん、不完全燃焼した時に有毒ガスが室内にこもってしまうからです。

こたつ

上記したようにこたつで寝なことはもちろん、エアコンと違い外出時は火事の危険性があるので絶対につけっぱなしにしないで電源プラグを抜いて下さい。

NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)が行った注意喚起によると2005年度から2009年度までの5年間で179件もの火事が発生しています。更にこたつの中で衣類を乾燥させない。電源コードをねじったり、こたつの下敷きになったまま使用しない、などしっかり注意して使用しましょう。

 まとめ

いろいろな暖房器具があって迷ってしまう時は、エアコンとこたつの併用を試してみて下さい。暖房器具は1つに頼らず併用することで暖房効率を上げることができ、節電にもつながります。火傷の心配もなく、空気も汚れないエアコンとこたつの併用は小さな子供がいるご家庭にも安心できる暖房器具と言えますね。