水戸電力に、J2リーグの水戸ホーリーホックが出資
スマートテック株式会社(太陽光発電・電力小売り業を実施)は、サッカーJ2リーグの水戸ホーリーホックと共同出資で新会社「水戸電力」を設立します。
目的
同社の目的は、再生エネルギーによる発電を中心としたエネルギーの地産地消や、地域貢献です。
今後、地元での発電所建設や、電力の買い取り事業を実施します。また、将来的にはスマートシティの構築も視野に入れている模様です。
水戸電力は、水戸市とも提携予定
本社は水戸市に置く予定であり、近隣の市町村住民に対して電気を販売する方針です。
電気を販売するだけでなく、水戸市に新たな電力会社ができることで、雇用の創出・地域活性化等の付加価値の創出も見込んでいます。
水戸電力は水戸市と、同市が所有する26の太陽光発電設備のある屋根と、調整池を借り受ける協定を既に結んでおり、今後も施工を進めていく計画です。
今回設立した水戸電力は、今後バイオマスの発電所を建設予定で、同発電所では、間伐材の使用を予定していて「こうした材料も地元から調達したい」としています。
こういった発言からも地域密着型企業を目指す、という意図が垣間見えますね。
まとめ
ついにスポーツチームまでも、出資という形ではありますが新電力に参入しました。
今後も「水戸電力」のように、特定地域に重点を置き、電力を供給していく地域密着型企業は増加していく見込みです。
こういった企業は、安価な電力や雇用の創出など、様々な面で地域に貢献していくと思われます。
参考:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1504/28/news018.html