目次
2016年4月1日から電力会社を自由に選ぶことができるようになります。
既に、「auでんき」や「ENEOSでんき」、東京ガスなど新しい電気の選択肢が発表されています。
今までは、東京電力や関西電力など地域ごとに決められた電力会社しか選ぶことができなかった電気の契約。
どうやって切り替えるのでしょうか?
今回は電気を切り替える方法をステップ別に紹介します。
ステップ1:今の契約を知る
今、現在の契約内容を知っている方はあまりいないと思います。契約プラン名・契約容量(アンペア数)を確認してみましょう。電気を切り替えるためには現状を知っておく必要があります。
確認する方法は、「電気請求書を確認する」か「電力会社のオンラインサービスで確認する」の二通りがあります。
電気請求書で確認する
電気請求書は毎月の電気代が書かれている紙です。検針された時にポストに入っているものですね。これを見れば電気の契約の全てが書いてあります。今の電気プラン・契約容量・当月の電気使用量・電気代まで全て載っています。電気の切り替えを検討する際にはお手元に準備しましょう。
オンラインサービスで確認する
電気請求書が残っていないという方におすすめなのがこのオンラインサービスを利用する方法です。東京電力の「でんき家計簿」や関西電力の「はぴeみる電」、中部電力の「カテエネ」などです。ここの登録しておけば、どこでも、自分の契約プラン・契約容量・電気使用量・電気代を確認することができます。しかも、長期間での推移まで確認できるので、1か月分しか確認できない電気請求書よりおすすめです。電気を切り替える時に1年間の推移があれば検討しやすくなります。
オンラインサービスの詳細は⇒電力会社のオンラインサービス比較へ
ステップ2:新しい電気を探す
ステップ1で、ご自分の現在の電気プランについて確認していただけたと思います。
では、次に切り替え先の電気プランを探してみましょう。
現状の電気プランを元に探すとわかりやすいと思います。
電気プランは大きく分けると3種類なので、現在のプランがどれに当たるのか確認した上で切り替え先を探してみましょう。
また、お得なプランはこれからより多くのものが登場すると思われるので、多くの電力会社をチェックしてから切り替えましょう。
ステップ3:切り替え先の電力会社に連絡
切り替え先が決まったら、まずは、切り替え先の電力会社に連絡しましょう。
提供エリアやセット割引の詳細、料金計算の詳細などを確認します。
そのうえで、切り替えを決定し、切り替える旨を伝えます。
ステップ4:今の電力会社に切り替えることを連絡
切り替え先の電力会社へ切り替えることを連絡したら次は、今の電力会社への連絡です。
新しい電力会社と新しい契約内容を伝えます。
この情報を元に、今の電力会社と切り替え先の電力会社がお客様番号を元にやり取りをして、どの顧客が電力会社を切り替えるのかの情報を交換します。
これによって、特に工事等の必要もなくスムーズに切り替えることができるのです。
ステップ5:切り替え先の電力会社の請求先を設定する
電力会社同士のやり取りが完了し、新しい電力会社の電気を使うようになったら、最後に請求先の設定をしなければいけません。
具体的には支払方法の決定になります。
クレジットカード払いや口座引き落とし、コンビニ支払いに加えて、他のサービスとの一括請求も広まっていきます。
これが完了すると電気の切り替えが完了したことになります。
いかがでしょうか?以上が標準的な電力会社切り替えのステップです。
新しい電力会社に切り替えるのはたった5つのステップで完了してしまいます。
工事や立会の必要がないのですぐに簡単に切り替えることが可能なんですね。
※今回の内容は2015年12月時点での、予想される切り替え手続きのステップです。