J:COMが2016年4月より提供を開始する電気料金プランを発表しました。ユーザーの生活スタイルやビジネスニーズにあわせて、テレビ、インターネット、電話などのサービスと電気のセット割として大きな注目を集めています。
提供エリアとしては、関西電力管内である関西エリアから、関東、九州、札幌、仙台エリアとなっていて、J:COMの既存の顧客をしっかり取り込みつつ、新規の顧客獲得を目指していくようです。今回は関西圏内の競合相手である、関西電力との電気料金を比較してみたいと思います。
結局、どっちが安い? 両社のプランを比較してみました。
比較する料金プランは、両社が一般家庭向けのプランとして用意している、
関西電力:従量電灯A
J:COM:J:COM電力 家庭用コース 従量A
料金を比較!
契約容量 | 関西電力 | J:COM |
---|---|---|
0~15kWh | 373.73円 | 373.73円 |
15~120kWh | 22.83円 | 22.72円 |
120~300kWh | 29.26円 | 28.97円 | 300kWh~ | 33.32円 | 29.99円 |
15kWh以上は、1kWhあたりの単価になります。
J:COMの電気量料金の方が安い!
第1段階料金J:COMが0.11円安い
第2段階料金J:COMが0.29円安い
第3段階料金J:COMが3.33円安い
このようにすべての段階で関西電力よりもJ:COMの方が電気料金が安いことがわかります。
ではどのくらい安いのでしょうか?次は実際に電気料金を計算してみます!実際の電気料金を算出してみましょう!月間の電気使用量を350kwhとして算出してしましょう。
関西電力の場合基本料金 :373.73円
電力量料金
基本:
1段階 :2456.4円(120kwh×20.47円)
2段階 :4455.0円(180kwh×24.75円)
3段階 :1416.5円(50kwh×28.33円)合計:8716.2円
J:COMの場合基本料金 :388.80円
電力量料金
1段階 :2444.4円(120kwh×20.37円)
2段階 :4410.0円(180kwh×24.50円)
3段階 :1275.0円(50kwh×25.50円)合計:8518.2円
このようにJ:COMと関西電力の電気プランではJ:COMのプランの方が基本料金は同じで、電力量料金が安いので、200円以上安くなります。
J:COMの電気料金は第3段階が関西電力に比べて10%程安いのでたくさん電気を使う家庭ほど電気料金は関西電力に比べて安くなるでしょう。
次は、セット割について!
“テレビ・インターネット・電話と電気のセット割”
関西電力は電気のみの契約になりますが、J:COMの電気料金プランに加入するためにはテレビ・インターネット・電話とJ:COM電力がセットになった「電力セット」に加入する必要があり、J:COM電力のみの加入はできないのが現状です。そのため既存のJ:COMの顧客には非常に魅力的なプランですが、そうでない方はガス以外のライフラインをJ:COMに契約変更をする必要が出てしまいます。
J:COM一押しの、「スマートお得プラン320 電力セット」!その詳細は?
J:COMのテレビ(77チャンネル以上)、インターネット、電話、そして電気がセットで加入できる「スマートお得プラン320 電力セット」にすることで、J:COMスタート割が適用され、月々の支払額が9048円(税抜)から7143円(税抜)に2000円ほどお得になるようです。
提携先の情報はこちらをご確認下さい。(J:COM HPに移動します)
新電力が続々と電気料金プランを発表しています。energy-naviでは今後、ユーザーと電気料金プランを結び付けるマッチングシステムを提供予定ですので、是非ご活用ください