冬に入り暖房器具を使わない日はないと思います。そこで今日はオイルヒーターの電気代に関して皆さんにご紹介したいと重います。
オイルヒーターとは
暖房器具として有名なオイルヒーターという名前の通り、ヒーター内を通るオイルを電気で温め循環させることで、部屋の中を温める器具です。空気を直接温めるだけなので、換気もいらない便利なものです。ただしオイルヒーターは一般的に電気代の高い暖房器具と言われています。実際、電気代はどのくらいかかるのでしょうか?
オイルヒーターの電気代
オイルヒーターの電気代は、おおよそ1時間あたり20円という製品が多いです。消費電力がおよそ1000kwから1500kwで、最近の製品ならエコ機能がついているでしょうから、さらにやや少ない消費電力で動かすこともできます。
オイルヒーターは空気を汚さないが特徴ですが、空気があたたまるまでに時間がかかるという問題があります。ですから、あたたまり始めの時間、使用時間を考えても、最低でも2、3時間は使うことになるでしょう。たとえば1日3時間程度の使用なら電気代は1日60円、ひと月1800円で使用できます。
ただしオイルヒーターをメインの暖房器具として10時間程度使うと、電気代は1日200円、ひと月6000円もかかります。これはエアコンの電気代と比較するとかなり割高です。
エアコンは、電源を入れてあたたまるまでは1000kwほど使うのですが、あたたまって室温を保持する状態に入ると、200kwほどしか使わないのです。オイルヒーターの5分の1以下です。
まとめ
オイルヒーターの電気代を考えると、長時間利用をしないほうが経済的です。
短時間利用や、もしくは小さな子どもがいるなど、ストーブは使いたくなく、クーラーのように風を舞い上げたくない、といった利用条件がある場合には、オイルヒーターは有力な選択肢に入ってきます。