光熱費の節約とは!?
光熱費のなかでも節約しやすいのは電気!
毎月かかる光熱費を節約すると、年間を通して節約効果も高くなります。光熱費の中で大きな割合を占める電気代の節約の場合、待機電力をカットする、電気をこまめに消す、水道代なら水道を出しっぱなしにしない、などは簡単に誰でもできることです。一人暮らしなどの場合は自分の頑張り次第でどうにか光熱費を節約できますが、家族で暮らしている場合はみんなに協力してもらう必要があります。協力が得られない場合に光熱費はあまり節約効果が感じられません。光熱費の中で一番節約しやすいのは電気代です。待機電力のカットよりも節約効果の高いことがあります。それは旧式の電化製品を新型の電化製品に買い換えることです。現在販売されている電化製品の多くは省エネを売りにしている家電が非常に多いため電気の消費量を大幅にカットすることができます。古い電化製品を長く大切に使うことも良いのですが、古い電化製品ほど電気を非常に多く消費します。10年ほど年式が違うと倍くらい電気代が違うこともまれではありません。大型のテレビやエアコンは特に消費電力も高いですので、調子が悪くなってきたらいくらかお金を出して修理するよりも買い替えを検討するほうが電気代の節約にもつながります。
より効率的な節約方法とは!
太陽光発電に注目!
電気代はこれからも上昇していくことを考えると、単に電気を使わないようにするという方法では光熱費の節約としては不十分です。それよりも電気を自家発電できるようになれば、電力会社から購入する分を減らすことができますので、光熱費自体を下げることができます。太陽光発電は一戸建てや敷地内に倉庫があるなど平らである程度のスペースがある家庭の場合、非常に有効な光熱費の節約方法です。確かに初期投資として数百万円単位のコストがかかりますが、壊れにくい電化製品でありメンテナンスもほとんど必要がないため、初期投資額が回収しやすいというメリットがあります。日中は発電した分から消費するため電気代の節約になり家庭で使用して残った電力は買い取ってもらうことができます。初期投資は10~15年前後で回収することができます。蓄電池などと併用すれば余った電力を貯めておいてそこから電気を消費することもできますので、この場合は天候の良い季節ならほとんど電気を買うことなく自家発電、自家消費していくこともできます。太陽光発電を導入した場合は同時にオール電化にすることも光熱費の節約になります。オール電化にすれば光熱費のうちガス代がなくなります。その分電気代が高くはなるのですが、ガスの基本料金がなくなりますのでそれだけでも大きく光熱費を節約することができます。
意外なところから節約!!
自分のライフスタイルに注目してみる
ライフスタイルから光熱費の節約を考えることもできます。電気代の場合は昼間の電力よりも夜間の電力のほうが安いです。つまり夜型の生活であるほうが電気代は安くなります。といっても生活を夜にシフトするのではなくて、電気を消費する行動を夜型にシフトするだけです。電化製品の多くはタイマー機能がついています。ですから、稼働時間を夜間にセットしておくだけで光熱費は節約することができます。炊飯器でご飯を炊くなら早朝に炊き上がるようにして、炊けたらすぐにスイッチを切っておきます。洗濯機も早朝に動かして朝起きたら干すだけにしておきます。朝食の準備も少し早起きすればまだ電気代の安い早朝に終わらすことができます。煮込み料理など時間のかかるものは、夜遅くに始めて翌日食べられるようにしてもいいですし、圧力鍋など時短料理のできるキッチン用品を購入するのもひとつの方法です。工夫次第では光熱費をどんどん節約することができます。 また、これからは電力自由化になり、電力会社を選べるようになります。各社色んなサービスを展開するようになりますので、自分のライフスタイルに合ったプランを提供している会社を選ぶことが光熱費の節約には重要です。よく分からないからと今まで契約している電力会社のままにしておくのはもったいないことです。光熱費を節約するためには、そういった新しいことにもアンテナを張り巡らせていくことも大切であるといえるでしょう。