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7%の節電に!!自宅で簡単にできるエアコンの清掃方法を紹介します。

 

エアコンは、室内の空気を快適に過ごせるように調整してくれる空調機器です。

そもそもエアコンとは室内の空気を吸引し、設定した温度の空気を排出することで室内の温度を設定値に近づけていきます。

そんなエアコンは、意外に汚れやほこりがたまりがち。

放っておくと身体にも経済的にも悪いです。

今回は、自宅でも、できるエアコンの清掃方法についてご紹介していきます。

エアコン清掃はなぜ必要?

エアコンは、ほとんどのご家庭が壁掛けタイプで高い位置に設置されている場合が多いのではないでしょうか?

そのため、なんとなく清掃するのも面倒に感じてしまって気づけば数年…、なんてことも。

エアコンを清掃せずに放置することでどのような問題が出てくるのでしょうか?

空気が汚れて、身体的によくない

エアコンは例えば冷房の場合、空気を「吸引→冷却→排出」することが主な仕事です。

つまりは室内のちりやほこりなどを含んだ汚れた空気を吸引するわけです。

室内の空気を綺麗にしてくれるということは、結果としてエアコン内に汚れがたまっていくことになります。

しかしながらエアコンをずっと清掃せずに放っておくと汚れた空気を綺麗にする効果が減少し、室内の空気がエアコン購入当初よりも綺麗にならない、機能がしっかりと発揮されないということになります。

また、エアコン内の汚れやカビなどが空気を排出する際に部屋全体に蔓延することになり、アレルギーなどの症状が出てしまう可能性もあります。

電気代がかかりやすくなり、経済的にもよくない!

現在では、節電効果の高いエアコンが多数発売されています。

例えば最小110W~最大780Wのエアコン機種であれば、1時間当たりの消費電力は約2.9~21円です。(1KW=27円換算)

エアコンが最も電気を消費するのは、室温が設定温度になるまでの間です。

その間は最大稼働をしているでしょう。

室内が設定温度に近づけば、自動で送風になってエアコンの消費電力も少なくなります。

そのため、もしエアコンの清掃をしていないとエアコンの性能が落ち、設定温度に近づくまでに時間がかかることになります。

エアコン清掃をすることで、5%〜7%の節電になると言われています。

 

ご家庭でもできる!エアコンの清掃方法で準備するもの

エアコンを清掃すれば、衛生的に快適に過ごせるだけでなく省エネにもつながります。

エアコンクリーニングというと多くの業者でも取り扱いがありますが、数万円の費用がかかる場合がほとんどでしょう。

まずはおうちででもできるエアコンの清掃方法をチャレンジしてみることで、いつも使っているエアコンの状況を知るきっかけになりますので、試してみることをおすすめします。

エアコンの清掃前に準備するものとしては

・雑巾や不要な布

・家庭用中性洗剤

・スポンジ

・やわらかいブラシ(使用済の歯ブラシなど、小さいものがいい)

・ビニール

・レジャーシート

・掃除機

などです。

エアコンの清掃方法

おうちでもできるエアコンの清掃部分としては、フィルター・吹き出し口やルーパー・室外機になります。順番にご紹介してきます。

フィルターの清掃方法

1.エアコンの下の床などが汚れないようにレジャーシートを敷き、壁の汚れを防ぐために吹き出し口の下あたりにビニールをテープなどで貼り、養生する。

2.清掃前にエアコンのコンセントを必ず抜きます。

3.エアコンまわりのほこりを雑巾で拭くなどして取り除く。

4.エアコンの前面パネルのカバーを開けてフィルター部分を掃除機で軽く吸い、下にほこりが落ちにくくしておく。

5.フィルターを取り外し、フィルターの外側から掃除機をかけてほこりを取る。

6.フィルターを水洗いする。ぬるま湯をためて家庭用中性洗剤を少し溶かした中にフィルターをつけてやわらかめのブラシ(使用済み歯ブラシなど)で軽くこすると汚れが取れやすいです。)

7.フィルターをきれいにすすぎ終わったら日陰で乾燥させます。

8.エアコンの前面パネルも雑巾などできれいに拭きます。

吹き出し口やルーバーの清掃方法

1.(フィルターの清掃方法1と同じ)

2.(フィルターの清掃方法2と同じ)

3.吹き出し口のルーバーを手で回す。

4.雑巾に家庭用中性洗剤を染み込ませて指に巻き、汚れを拭き取っていきます。その後に仕上げとして水拭きしてください。

室外機の清掃方法

1.エアコンのコンセントが抜いてあるか必ず確認します。

2.室外機の表部分についている蜘蛛の巣や枯葉などのごみを取り除き、できれば軽く掃除機で汚れを吸い取っておく。

3.室外機の裏部分(中にアルミ製のフィンがあります)も、できれば軽く掃除機をかけるなどしてほこりを取り除く。フィンはとても繊細でもろいので無理にやる必要はありません。

4.室外機のまわり20センチ以内あたりに物を置かないようにし、室外機の下にある水抜き穴が詰まっていないか確認します。ゴミが詰まっていたら取り除いておきます。

5.上から軽く水をかけて全体的にきれいにします。高圧の水では行わないようにしましょう。

まとめ

普段当たり前のように使っているエアコンですが、実はその内部はひどく汚れている可能性も大いにあります。

フィルターの掃除などは1か月に2回程度が目安といわれていますので、まずは試しに一度チャレンジしてみましょう。

慣れてくれば、難しい清掃方法ではありません。

清掃することが習慣のようになっていき、清掃しないことの方が気になるかもしれません。

身体にもお財布にも優しいエアコンの清掃は、やってみて損はしないでしょう。