電力比較・切り替えサイト:energy-navi

電気+LPガスのセット割!?東北電力とカメイが提供する「スマイルセット割」はこんなにお得!」

電気とプロパンガスのセット割が東北エリアで開始されるのをご存知ですか?

2017年4月のガス自由化に向けて、様々なセット割が発表されています。

東北電力とカメイ(LPガス)は、東北6県の戸建て住宅に住んでいる方(カメイのLPガス供給可能なエリア)を対象とした電気+LPガスのセットプラン「すまいるセット割」を2017年4月から新たに開始します。

「すまいるセット割」とは!?

東北電力が4月より新たに提供開始する「よりそうプラスファミリーバリュー」と、カメイの提供するLPガス「すまいるガス」をセットで契約することで、カメイが新たに提供する「すまいるセット割」に加入することができます。

このセット割の内容は、電気については月平均使用量400KWh使用の場合、月に約450円割引LPガスについては使用量にかかわらず月に200円割引になります。

合計で1か月650円、年間で約7,800円もの割引になります。
(現在のカメイでの契約内容によっては加入できない場合もあるのでご確認ください。)

年間で計算するとかなりのお得額になります!電力自由化によって既に様々なセット割が登場してはいますが、東北6県にお住いの方には必見の情報だと思います。

エリア内にお住まいの方は、検討材料として以下の「よりそうプラスファミリーバリュー」と「すまいるガス」の詳細についても確認してみてください。

東北電力の「よりそうプラスファミリーバリュー」とは

「よりそうプラスファミリーバリュー」は、従量電灯を現在利用中で、かつ家族が多いなどガスの利用量が比較的多い世帯を主なターゲットとした新料金プランです。


従来の「従量電灯B」(主に一般家庭で電気を使う方の料金プラン)と、新料金プラン「よりそうプラスファミリーバリュー」の違いについて比較してみました。


よりそうプラスファミリーバリューは、40アンペアまでは一律972円のため20アンペア以下の場合は従来の従量電灯Bプランの方が安い!

電力量料金

                (平成29年2月28日現在)
電力量料金については120kw以上はよりそうプラスファミリーバリューの方が安くなっています。

その名の通り、子育てファミリーや人数の多い家庭、日中でも電気をよく使う家庭に適したプランです。400kWhで月額450円ほどの節約になるのです。

カメイの「すまいるガス」とは!?

カメイ(宮城県仙台市)が提供するLPガスです。

「すまいるセット割」の対象としては東北6県(青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県)です。

アパートと戸建てでは基本料金が違いますが、戸建てガス料金は以下のようになっています。


(平成29年2月28日現在)
基本料金+従量料金=月額料金になります。
もし、「すまいるセット割」に加入すれば、上記の月額料金から毎月200円が割引になります。
つまり年間2400円のお得となります。

利用量にかかわらず均一割引なので、わかりやすいですね。

申し込み方法は?

2017年1月17日より、すでに申し込みは開始しています。

東北電力・カメイの双方でコールセンターが設けられているのでどちらからでも受付可能ですし、カメイの公式サイトから申し込みも可能です。

ただし、電気については東北電力で、ガスについてはカメイでの手続きとなります。

片方に契約済みで、新たにどちらかに契約してセットプランを申し込みたい方は、新たに契約する方へ問い合わせをされると良いでしょう。

契約に際しての注意点

マンジョン・アパートなど集合住宅に住んでみえる方は対象外となるので要注意です。

また、「すまいるセット割」に契約してから2年間は解約しないことをおすすめします。

割引開始から24か月以内で途中解約されますと、解約金4,000円(税抜き)がかかってしまいます。

しかし契約23~24か月目の間は契約更新月として、この期間内であれば契約解除をしても解約金はかかりません。

そしてそのまま解除手続きをしなければ、自動的にセット割が2年契約として更新されます。

携帯会社と同じような内容になりますので、契約する際、解約する際には時期などもよく検討して手続きするようにしましょう。

まとめ

都市ガスのセット割プランがいくつも登場している中で、電力会社とLPガス会社とが業務提携してセット割を提供してくれるのは、すでにどちらかを利用している家庭にとっては嬉しい展開ですね。

ガス自由化によって、今まで特に割引もなかった部分で節約ができるようになるのは消費者としてもありがたいことです。東北電力では、2016年12月現在で電力自由化によって約8万件、全体の1.6%が他社へ契約を切り替えた模様です。今回の業務提携によって新たな顧客獲得を目指して打ち立てた新料金プランですので、今後の動きにも注目ですね!