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電気自動車、実は危険??

電気自動車

人気の電気自動車

エコな車として知られている「電気自動車」。徐々に普及しており、電気自動車の保有台数も約300万台を突破したようです。やはり電気自動車の人気の理由は二酸化炭素を一切排出しないので環境にいいこと、エコカー補助金・減税により発売当初よりも安価になったこと、官公庁が電気自動車の普及に力を入れているのでインフラが急ピッチで整備されている、そして騒音がないということが挙げられます。

電気自動車の落とし穴

しかし実は電気自動車からは騒音が出ないということはデメリットでもあったのです。自動車のエンジン音で後方から走行してくる車に気付くという経験はみなさんあると思いますが、電気自動車だと気付かないことが多いそうです。特に危険なのは駐車場から出庫する際や住宅街などの小さな道を運転しているときです、聴覚による気づきがないので、ガソリン車の時よりも注意が必要です。

このような状況に対して国土交通省は有識者による検討会議を開き、問題解決に努めています。電気自動車の発進時にチャイム音を流す機器の装着などの案が出ましたが、チャイム音を統一しないと効果がないなどの理由で実行は見送られました。

結果としては電気自動車の騒音がないことによる危険は解決されていない状況です。