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電気代を計算する上で重要な「kwh」とは?

Accountant at work

電気代の計算によく出てくる単位の1つに「kwh」について、ご存知ですか?

電力料金の検針時に通知される「電気ご使用量のお知らせ」の中でも、「ご使用量」の項目にkwhが数字と共に記載されています。今回は、このkwhとは一体何なのかについて、説明したいと思います。

読み方は「キロワットアワー」

電力の“量”を表す単位で、ワットは電力を、アワーは時間を表しています。キロは数字の1,000を表し、kmやkgのkと同じ意味で使われています。このkwhの数字を見ることで、どれだけの電気を消費したか(するか)を読み取ることができます。

例えば1kwhは、1kwの電力を1時間使ったときの電力量を表しています。前述したようにkは1,000を表しているので、1kwは1,000wと同じということになります。kwと聞くとよく分からないような感じもしますが、wであれば家電製品などでもよく表示されている単位なので、見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

wで表示されている消費電力を1,000で割って、kwとして考える

例えば、1,200wのドライヤーは、1.2kwということになります。この1.2kwという数字に使用した時間をかけると、消費電力量であるkwhが分かります。1時間使用した場合は1.2kwhですし、2時間の使用なら倍の2.4kwhになります。30分の使用であれば、1.2kwh×0.5時間で0.6kwhになります。

こうして計算した消費電力量(kwh)に、1kwhあたりの電気料金をかけることで、電気代がいくらかかるのかを知ることができます。1kwhあたりの電気料金は電力会社や契約プランで変わりますが、1kwhあたり27円くらいを目安にして計算されることが多いようです。