北海道電力と北陸電力の電気代 比較（6/8現在）

電力自由化が来年に迫ってきました。今のところ消費者のみなさんは、「電気代が安くなるなら電気会社を変えてみたい」(記事)というかたが多いようです。そのほかには、電気をきちんと供給してくれる会社を選びたいというのが重要な判断軸になっているようです。そこで、電気を今まで供給していた実績があり、今後値段を下げる可能性もある一般電気事業者各社の電気代とサービスを比較してご紹介します。電気代いの支払いプランは様々ありますが、今回の値段比較は一般的なプランである従量電灯制で比較します。

 

北海道電力

・従量電灯Bの料金表

基本料金	10A	1契約	334円80銭
	15A	1契約	502円20銭
	20A	1契約	669円60銭
	30A	1契約	1,004円40銭
	40A	1契約	1,339円20銭
	50A	1契約	1,674円00銭
	60A	1契約	2,008円80銭
電力量料金	最初の120kWhまで	1kWh	23円54銭
	120kWhをこえ280kWhまで	1kWh	29円72銭
	280kWhをこえる分	1kWh	33円37銭
最低月額料金		1契約	246円24銭

 

北海道電力のサービス内容

（※現在サービスを検討中ですが、検討中のサービス内容を記載します。

・各種セット割（ガス・通信(携帯電話、光通信等)）

・クレジットカードによる電気料金の決済

・電力購入時にポイントがたまるしくみ(Tカードのようなもの)

 

東北電力

・従量電灯制Bの料金表

基本料金	10アンペア	1契約	324円00銭
	15アンペア	1契約	486円00銭
	20アンペア	1契約	648円00銭
	30アンペア	1契約	972円00銭
	40アンペア	1契約	1,296円00銭
	50アンペア	1契約	1,620円00銭
	60アンペア	1契約	1,944円00銭
電力量料金	最初の120kWhまで	1kWh	18円24銭
	120kWhをこえ300kWhまで	1kWh	24円87銭
	300kWhをこえる	1kWh	28円75銭
最低月額料金		1契約	257円04銭

 

・東北電力のサービス内容

東北電力は今のところ、異業種との提携発表などもありませんし、電力とそれ以外のものをセットで販売するという発表もしていません。自由化後、どういった動きをするのか今後も注視し、情報が出次第アップデートしたいと思います。

 

北海道電力と東北電力の比較　まとめ

電気料金の比較

東北電力のほうが、北海道電力よりも基本契約面では10円程、電力量に応じた料金では5円程度安くなっています。

サービスの比較

東北電力がサービスを発表していないので、明確な比較はできませんが、北海道電力が一歩勝っているように見えます。東北から自由化後、真っ先に電力が買えるようになる先は北海道電力かと思います。そうなったときに、契約変更の障害となる料金をサービスでカバーしようという考えなのかもしれません。検討中のサービスは東京電力が現在取り組んでいるものと非常に似ていますし、実現した場合には東北電力にとって強敵になる可能性が高いです。

 

以上です。次は、東京電力と北陸電力の電気料金とサービスをまとめたいと思います。