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電気ポットより電気ケトル、どっちを使うべきかの判断方法

日々、忙しい生活を送っている中で、お茶やコーヒーで一息つく時間は貴重なリラックスタイムです。

でも、家事や仕事に追われていると、お湯を沸かす手間さえ惜しくなることがありますよね。電気ポットや電気ケトルは、そうした多忙な家庭の味方。

ところで、この名前も機能もよく似た2つの家電には、それぞれ違った特徴もあります。

今回は、電気ポットと電気ケトルの電気代を比較し、家庭の人数やライフスタイルによって、どちらを使う方がお得なのかを検証します。

 沸かすのが専門の電気ケトル、保温もこなすのが電気ポット

電気ケトルは、「ケトル=やかん」の名の通り、お湯を沸かすことに特化した家電です。カップ1杯〜数杯のお湯を、1分前後の短い時間で沸騰させることができます。

一方、電気ポットは「ポット=容器」という意味があるように、沸騰したお湯を熱いままとっておくことができるもの。一度沸かしたお湯を保温し、数時間後に使うことができます。

1日に1回、少量を使うなら電気ケトルを

では、電気ケトルを使った方がお得、というのはどんな家庭でしょうか?
電気ポットは、たっぷりのお湯を沸かして保温しておくことができますが、「たくさんのお湯は使わない」、「沸かしたらすぐ使ってしまう」という場合には、この機能は特に必要ありません。

それどころか、沸かした後のお湯を使わないまま保温モードで放置してしまい、余計な電気代がかかることになりかねません。

また、電気ポットは電気ケトルより大容量になっていることが多いため、少量のお湯を沸かす場合にはロスも増えてしまいます。

「お湯を使うのは1日に1回でOK」、「一度にカップ1、2杯分しか使わない」という家庭の場合には、シンプルな電気ケトルを使うのがオススメで。

1kWh=24円の電気料金設定の場合、電気ケトルの湯沸かしにかかる電気代は、200cc当たりわずか1円弱の計算になります。

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