少し肌寒いときに重宝するアイテムに、電気ひざ掛けがあります。メインの暖房としては向きませんが、ほんのり暖かくなり、ひなたぼっこをしているような心地良さが魅力です。そんな電気ひざ掛けですが、長時間使用していると電気代が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで当記事では、電気ひざ掛けにかかる電気代について考えてみたいと思います。
まずは電気ひざ掛けが使う電気の量について考えてみた
メーカーやモデルによっても異なりますが、電気ひざ掛けの消費電力は、おおむね40~80w程度の製品が多いようです。基本的には消費電力が多いほど温度を上げることができ、より暖かく使用することが可能です。暖かさはコントローラーで調節できる機種が多いので、温度を適温に調整すれば、無駄に電気を使いすぎることはありません。
電気ひざ掛けの電気代を計算するにあたって、今回は80wの製品を最大出力で使用したときのことを想定してみたいと思います。40wの製品なら電気代は半分になりますし、80wの製品でも温度設定を下げれば電気代はもっと抑えることができます。
まずは、1時間分の電気代を計算
1時間で消費する電力量は、80(w)×1(時間)で80whということになります。
これをkwhに直すと、80(wh)÷1000で、0.08kwhということになります。これを電気代の目安である1kwhあたり27円で計算すると、
0.08(kwh)×27(円)で、電気ひざ掛けにかかる電気代1時間分は、約2.16円ということになります。
いかがでしょうか。一日に6時間使って約13円、一ヵ月(30日)毎日使っても、約390円ほどの電気代です。最高出力で使い続けることはほぼないでしょうから、実際の電気代はこれよりもっと安いということになります。電気ひざ掛けの暖かさから考えれば、この電気代は決して高くないのではないでしょうか。