電気の契約を変更して電気代を節約しよう
電気代の節約と聞くと、まず思い浮かぶのは電気を使う量を減らすことではないでしょうか。使わないときは電気を消すとか、家電を省エネに対応した製品に買い替えることで、消費電力量を減らして電気代を削減できます。
一方で、電気の使用量を減らすこと以外にも、電気代を減らす方法は存在します。それは、電力会社との電気の契約内容を見直して、適切な契約内容に変更するということです。
契約アンペア数を変更して電気代を節約
一般の家庭では、従量電灯Bという契約メニューで、電気を利用していることが多いです。この従量電灯Bという契約メニューは、契約しているアンペア数に応じて基本料金が変更になる仕組みとなっています。例えば、10A(アンペア)であれば基本料金が280.8円、15Aであれば421.2円といった具合です。
このアンペア数は、小さすぎると電気をたくさん使おうとしたときに、ブレーカーが落ちてしまいます。反対に、アンペア数が大きすぎる分には、特に大きな問題は起こりません。そのため、大きめのアンペア数で契約して、そのまま変更せずに使い続けている家庭が多いです。
そこで電力会社と契約しているアンペア数を確認して、実際に使用するアンペアより大きな契約になっている場合は、アンペア数を変更することで、電気代を節約することが可能です。もし、現在契約しているアンペア数が適切か知りたいのであれば、最適なアンペア数を予想してくれるウェブサイトがあるので、利用してみてはいかがでしょうか。家庭で使う家電製品などを入力することで、最適なアンペア数を提案してくれます。
料金プランを変更して電気代を節約しよう
さて皆さん電気には携帯料金と同じように料金プランがある事は御存じですか? 実は無理に消費を抑えなくてもそのプランを変更するだけで簡単に節約が出来てしまうのです。では変更できるプランにはどんなものがあるか、変更するならどのようなものに変更すればよいのかを紹介していきましょう。
通常どの家庭も従来電灯というプランで電気料金が支払われています。これは電気料金がどの時間も一定で支払われるというプランです。このプランでは24時間どの時間に電気を使ってもその料金は変わりません。ですがそうでないプランもあるのです。
従来電灯以外の電気料金のプランは電力会社によって様々ですが、概ね特定の時間帯が安くそれ以外の時間が割高になるというプランになっています。例えば昼間に誰も家にいない家庭であれば夜型のプランを選択するとよいでしょう。それだけで一番人が多く家にいる夜の電気代を割安にすることが出来ます。もちろん昼間に電気を使用する際は割高になってしまいますが、その頻度が少なければ当然ですが従来のプランに比べて大きな節約になります。
もちろんそれらの料金プランによって選べる時間帯は夜型以外にも様々です。あなたのライフスタイルに合わせた最適のプランに変更することで電気料金を大きく抑えることが出来るでしょう。
さていかがでしたでしょうか。節約と一口に言ってもそれは自身の生活を制限して行う事だけではありません。今回の電気料金プランや契約アンペア数の変更ののようにあなたの生活を変えることなく節約することも可能なのです。身近にある新たな節約の可能性をあなたも見つけてみてはいかがでしょうか。