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電子レンジの電気代を見直そう!みんな間違ってる電子レンジの使い方!

私たちの暮らしにすっかり浸透している電子レンジですが、その使い方にはいくつかのポイントがあります。意外に知らなかったコツにより、電子レンジをもっとお得に使えることも。今から使い方を見直して、電気代を節約してみませんか?

温めムラや加熱不足は、食品の置き方が原因!?

電子レンジでいくつかの物をまとめて加熱すると、ある物は熱すぎ、ある物はまだ冷たい…ということがときどき起こります。また、1皿だけを温める時も、目安となる設定時間が終了しても、温めが十分にできていないことがあります。

その原因の一つは、食材を加熱するマイクロ波の当たり方が、庫内の位置によって違うこと。ターンテーブル式の電子レンジは、多くの場合、真ん中よりも少し外側にはずれた辺りが、最も温まりやすいようです。一方、庫内が平らでターンテーブルのない電子レンジは、中央がよく温まることが多いようです。

何皿もまとめて温める時に、1つだけを真ん中に置いてしまうと、どちらの場合も、その1皿だけ仕上がりが違ってしまうことになります。また、1品だけを温めたい場合には、機種に合わせて、加熱効率の良い場所に置くようにしましょう。電子レンジのかけ直しを減らすことで、電気代を抑え、加熱ムラの少ない美味しい料理が食べられます。

ぎっしり詰めると逆効果?

電子レンジを解凍モードで使用する時など、たくさんの食材を一度にまとめて解凍しようとして、かえって仕上がりが遅くなった…という経験はありませんか?これは、上記の加熱効率の特性に加えて、食材同士がマイクロ波を遮ってしまっていることが原因です。

解凍・加熱を問わず、食材は加熱効率の良いところを中心に、なるべく均等に、ある程度の隙間を空けて並べるようにしましょう。なお、マイクロ波によって生じた加熱作用は、実は電子レンジを止めた後も、食材の中で少し続いています。2回に分かれる場合には、1回目の加熱時間を少し短めにし、2回目を加熱している間に余熱で仕上がるようにするのもコツです。