目次
※【追記】2015年9月時点の最新情報はこちら⇓
| 【第二弾、9月最新版】電力自由化に向けた提携まとめてみました。 |
提携会社一覧図
夏を前に、各電力会社が具体的な提携を発表し始めました。特に、東京電力の提携のニュースは連日世間を騒がせていますね。ソフトバンクとの提携が大々的にニュースにされてから相次いで提携が発表されています。
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こちらのまとめは2015年6月16日時点での情報をまとめたものなので、6月15日以降の電力会社動向はこちらをご覧ください。
電力事業者、提携情報一覧
どの電力会社がどこと提携するのか？
提携を具体的に発表している電力小売会社は6社ありました。
出資を含んでいるため、純粋に提携で言うと4社が発表をしている事になります。そのうち3社は一般電気事業者です。既存の顧客の流出を防ぐために一般電気事業者各社は提携を結んでなんとか新電力に対抗しようと道を模索しています。提携先は通信会社が多くなっています。これは月額で料金が発生するビジネスモデルが似ていることや全国で店舗を構える通信各社の販売網を生かしたいという思いがあるようです。一方で、通信大手の各社は自社での電力供給サービスも行う予定です。自社で供給しつつ、一般電気事業者とも提携をする。市場が複雑化してしまう危険性があるようです。
東京電力の提携劇
東京電力が正式に発表している提携は８社です。
その中で、でんき家計簿をパワーアップさせた「暮らしのプラットフォーム」上でのポイント付与やweb提携という形で提携するのが3社です。その他にも、全国的に販売網を展開するための足掛かりとなりそうな企業との提携が目立っています。
関西電力は一歩遅れて提携発表
東京電力のソフトバンクとの提携が発表されてから遅れること数週間。
関西電力はKDDIとの提携を発表しました。一時期、東京ガスとの提携が報道されましたが、こちらは否定されています。しかし、ガス会社との提携は可能性としてはあると発表しています。東京電力が関西へ進出します。新電力も数多く誕生します。それらに対抗すべく関西電力は多くの選択肢を残しつつ提携検討を進めていくようです。
新電力の第一党 ソフトバンクの提携
ソフトバンクは電力市場に本格参入することを大々的に発表しました。
ソフトバンクパワーとソフトバンクエナジーをグループ内に設立するなどそのスピード感は目を見張るものがあります。一方で、ソフトバンクのモバイル事業は東京電力と提携することが発表されています。自社で電力供給を行いつつも、提携をする、こんな事業形態が多くなっていくのかもしれません。中部電力も現在通信大手3社と提携の検討中との事なので、その中にソフトバンクが含まれていることは間違いありません。
大手の電力会社が大手企業と提携する傾向
こうしてみてみると大手の電力会社が大企業と提携する例が目立ちます。
時期が時期なので影響力のある企業との提携を急ぐ各社の思惑があるのでしょう。これからは中小の企業や親和性の少ない業種の企業との提携が活発になっていくのかもしれません。引き続き提携の動向は見守っていかなければいけませんね。
提携など事業者に関する記事はこちらで随時更新しています。→いま、はじめる電力会社研究
更に、各電力会社のオンラインサービスにも注目です。
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