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消費者が電力会社を選ぶ基準

2016年の電力自由化まであと一年となりました。

現在で600社前後が電力事業に新規参入しようとしており、今後もこの数は増加していくものと思われます。
選択肢が急激に増えると、消費者のみなさんは何を基準に電力会社を選択すべきか判断に迷うところかと思います。
今回は、選択の助けとして、消費者は何を考えて電力会社を選ぼうとしているのか、アンケートをもとに紹介したいと思います。

電力会社を選ぶ基準

アンケート結果は以下のようになります。


出展:博報堂エネルギーマーケティング 第5回生活者調査

「安さ」と「わかりやすさ」

以上のようにアンケートでは、料金の安さを多くの人が重視することがわかりました。
次いで、料金メニューや契約手続きのわかりやすさが続きます。現状を考慮すると、このアンケート結果にはうなずけます。
最近では、関西電力が電気料金を引き上げるなど、電気を利用するコストが大きくなっています。

加えて、各電力会社のホームページを見て、電気料金の決まり方を見ても煩雑で理解しがたいものがあります。
契約手続きのわかりやすさという点は、電力自由化に伴う初の電力会社変更に関する消費者の「難しい手続きを避けたい」という心理が反映されているように思われます。

このアンケート結果だけを考慮すると、「値段が安く、料金プランも契約方法も明快な電力会社」を消費者は好むようです。
以上は一般論ですが、みなさんが電力会社を選択する際の参考にしてもいいかもしれません。