来たる2016年に日本では電力自由化が始まります。各電力会社や新しくできる電力会社がホームページなどで呼びかけを行っているかと思いますがそもそもどのような制度かあまり分かりませんよね。しかし海外では既に電力自由化の制度を取り入れている国もありますので、ここではイギリスの事例を例に、どのようなものか説明していきたいと思います。
自由化後に得られるサービス恩恵
イギリスでは日本よりいち早く電力自由化を取り入れました。それによって電力市場には様々な電力会社が参入しています。
その電力会社は様々で、例えば通信業界から電力業界へと進出した会社ですとサービス内容としてインターネットの接続や携帯電話料金が割引になる、といった恩恵を受けることができます。
このように各社が独自にサービスの付与やサービスの価格設定ができるため、電力の価格も会社によって異なります。消費者はそれらの電力会社の中から料金の安い会社やサービスの質などで電力会社を選ぶことができますので自分の生活などを考慮して電力もより適したものを選ぶことができるのです。
日本でも電力自由化が行われると上記で述べたイギリスのように、電気の価格変動や各社のサービスなどが各電力会社によって様々に変わります。
会社によっては、今まで支払っていた年間電気使用料金から3～5万円も価格が安くなるかもしれないと予想されています。
電力自由化と聞いて難しく考えておられる方も多いかもしれませんが、各電力会社のサービスや料金を今一度見直す良い機会ですので、一度ご自身の電力プランを見直してみてはいかがでしょうか？