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電力広域機関が4月1日に発足。その役割とは。

電力広域機関とは

電力自由化に向け、電力広域機関が発足

「電力広域的運営推進機関」が今月1日に発足しました。
この組織は、電源の広域的な活用に必要な送配電網の整備を進めるとともに、全国大で平常時・緊急時の需給調整機能を強化することを目的に設立されました。

広域機関の役割

具体的には、全国各地でスマートグリッドなどを用いて電気充足の可否を監視・管理し、災害時には電力に余力のある地域に対して被災地域への電力融通を支持する。
また、電力自由化によって、競争が激化した結果、発電事業者が事業を縮小するなどを原因とした電力不足などを避けるために、
そういった事態を考慮し、将来を見据えた電力需給計画も作成していく予定です。

電力広域的運営推進機関の金本良嗣理事長は、
「まずは需給の調整をしっかりやり、(電力自由化と安定供給を両立させるための)課題があれば提言する」と意気込みを話しています。

 

電力自由化に向けて、電力広域機関がいよいよ発足されました。
電力自由化後、一般事業者に代わり安定供給の番人となる広域機関。今後も自由化で生じる可能性のある課題に備えます。

参考:http://mainichi.jp/select/news/20150422k0000m020113000c.html
         http://www.occto.or.jp/koiki/koiki/kikan.html