「特定規模電気事業者ランキング」で8位となっている新日鉄住金エンジニアリング。一般家庭の消費者にはあまりなじみのない会社かも知れません。一体どのような会社で、なぜ電力小売市場に参入しようとしているのでしょうか。また、どのような形で参入してくるのでしょうか。
新日鉄住金エンジニアリングってどんな会社
まずはざっくりとした概要を。新日鉄住金エンジニアリングの事業内容って
新日鉄住金エンジニアリングはどのような事業を行っている会社なのでしょうか。7の事業を行っている会社です。新日鉄住金エンジニアリングのエネルギーソリューション事業
もちろんenergy-navi編集部が注目するのは「エネルギーソリューション事業部」。3つの事業から成っています。・オンサイトエネルギー供給事業
・地熱発電事業
・電力小売事業
です。
工場の敷地(site)内に発電設備を新日鉄住金エンジニアリングが建設して自社の電気を自社の敷地内の発電でまかなうことのできるシステムを構築する事業です。発電の方式としては、火力発電に加えて、風力発電を提供している場合もあるようです。
その名の通り、地熱発電所の建設を行っています。国内にある地熱発電所の3分の2は新日鉄住金エンジニアリングが建設しているようです。
新日鉄住金エンジニアリングの電力小売
新日鉄住金エンジニアリングは電力小売に参入する事を既に決定しています。料金体系や契約の仕方、プランなど具体的なサービス内容はまだ発表していません。しかし、電源に関しては、株式会社フロンティアエネルギー新潟が運営する新潟発電所の電力をメインとし、その他の発電所を含めて安定した電力供給体制を構築するとしています。
具体的なサービス内容が発表されていないので、サービスの強みや弱みをきちんと比較することはsできません。しかし、その会社について知っておくことは決してマイナスにはなりませんね。