2016年の電力小売り自由化に向けて、顧客獲得の戦いはもう始まっています。

東京電力は既にソフトバンク、日本瓦斯などと提携することで電力小売り自由化後の顧客獲得に向けていち早く動き出していましたが、関西電力も積極的な業務提携に動き始めたので紹介します。

関西電力とKDDIが提携へ

関西電力はすでに自由化されている企業向け電力小売りに関しては子会社の関電エネルギーソリューションを通じて首都圏で事業を展開していますが、家庭向けの自由化に向けて、KDDIとの提携交渉を進めています。

KDDIは多くの顧客を抱え、店舗網を持っているために、首都圏進出するのにあたり良質な提携先です。具体的には電気と携帯電話を同時契約すると料金を割り引く「セット販売」の実施などを検討しています。

さらに主戦場である関西圏ではKDDIに加えて、NTTドコモ、ソフトバンクの3社との提携でシェアを維持していく方針です。