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釧路コールマイン、石炭バイオマス発電所を2019年に建設へ

釧路コールマイン

釧路コールマイン、石炭バイオマス発電所を2019年に建設へ

釧路コールマイン、投資ファンドのIDIインフラストラクチャーズ、新電力大手のF-Power、不動産などの太平洋興発は10日、釧路市に建設する石炭火力発電所の事業計画を正式発表しました。釧路コールマインの石炭に木質バイオマスを混ぜて混焼型として、2019年の運転開発を目指すことを発表したので、今回はこの計画の概要を説明したいと思います。

 

事業計画概要

釧路コールマインに隣接する興津地区で太平洋興発が所有している土地に石炭バイオマス発電所を建設予定です。出力は11万2000kWで、発電した電気はすべてF-Powerが買い取り、釧路市内で販売する予定です。石炭に木質バイオマスを混ぜて混焼することにより、従来の火力発電よりも環境に優しいのが特徴です。使用する石炭はすべて釧路コールマインのものを使うことを提案していますが、年間の石炭使用量が20~25万トンと多いので、海外からの石炭の輸入を検討しています。木質バイオマスの種類、量は未定です。

 

釧路コールマイン、エネルギーの地産地消を目指して

釧路コールマインの石炭は国内唯一の杭内掘り炭鉱です。今回のこの計画が成功すれば、経営の安定化が図ることができ、エネルギーの地産地消の促進につながります。

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