電力比較・切り替えサイト:energy-navi

野菜・果実店を開業するまでの準備

野菜・果実店の開業準備!

まずは仕入れから!

野菜・果実を販売するいわゆる八百屋を開業するために開業するまでの準備として必要になるのは、開業したお店で販売するための野菜を何処から仕入れるかの仕入れルートの確立が最も重要になってきます。通常スーパーなどで販売されている野菜に関しては、青果市場から買いつけをして店頭に並べています。しかしこの青果市場からの仕入れに関しては市場に参加するための買参権というものが必ず火汁となり、買参権が無ければ市場に行っても一切仕入れを行うことが出来ないことになっています。その為開業する際には市場に参加できる買参権を取得することが最重要課題となります。もちろん農家と直接取引で野菜を仕入れるという方法も無いわけではありませんが、それはやはりハードルが高いですし、農家との信頼関係が確立できていな行ければまず無理な仕入れ方法となります。買参権が取得できた場合にはお店の出店場所を決めて店舗を構築することも必要になりますが、八百屋というお店は大型スーパーなどの影響をモロに受けてしまう業種のため、近くに激安店や大型スーパーなどが無い場所を選ぶことも開業するまでの準備として必要になります。

 

野菜・果実店を開業するための費用

開業するための資金はどのくらい??

2.38334e+007

野菜・果実店を開業するための費用としては、初期投資で約200~300万円程度あれば八百屋の開業は可能となります。基本的に野菜や果実に関しては、常温での販売が可能なものが多く、中には多少冷気が必要になる野菜もありますが、それは陳列ケースを準備すれば事足りますのでそれほど問題にはならないでしょう。費用として必要になるのは仕入れに行く為の車が必ず必要になりますので、その車の準備にはそれなりの費用が必要になります。

 

運営にかかるコスト

どこでコスト削減をするかが大切!

八百屋を開業する場合運営する際のコストも考える必要がありますが、八百屋の場合はそれほど店舗にかかるコストは必要ないため飲食店などに比べると維持費は安く済みます。しかし問題となるのは仕入れる野菜の価格が毎日変動してしまうため、安定した利益が生み出しにくいという問題があります。基本的にスーパーなどで販売されている野菜の原価率は0.7~0.8くらいだと言われており、粗利は20%~25%程度となります。その為野菜を売った場合には2割程度の利益が出ると考える必要があり、そこから経費などを差し引いた残りが純利益になるわけです。しかし天候不順などが続けば仕入れることが出来る野菜の量も減りますし、それにより仕入れの金額も高騰する場合があります。そうなると売値も上げざる負えなくなりますので、高すぎると仕入れた野菜が売れず廃棄することにもなります。廃棄してしまうとそれは無駄となりますし、野菜に関しては日持ちがしないためその日の内か数日内に売り切る必要もでてきます。そうなると値引きして販売しなければならない場合も出てくるので、粗利に大きな影響を与えることにもなります。逆に野菜が豊作だと仕入れの金額は大幅に下がりコストが下がることになりますが、売価もそれに比例して下がりますので利益は大きく減ることになります。その為八百屋の場合安定した売り上げが確保できない可能性もあり、その点が注意点となりますので仕入れに関しての知識をしっかりと持つことが八百屋開業には必要なこととなります。