陽だまりのような暖かさ
パネルヒーターというのは、輻射熱を使った遠赤外線の暖房器で、暖かさは陽だまりのようなものであると言われる場合が多いのがメリットです。
輻射熱を使った遠赤外線の暖房は、身体に暖かさが直接届くものです。また、自然なほんのりとした暖かさになり、空気が熱くなり過ぎるようなことはありません。温風が石油ファンヒーターやエアコンのように吹き出ることもないので、ほこりを空気が巻き上げることもなく、乾燥もあまりありません。
気になる遠赤外線パネルヒーターの電気代は？
暖房する場合にこのようにいろいろメリットがあるため、パネルヒーターを使用する場合には電気代が気になるのではないでしょうか。
輻射熱を同じように使うオイルヒーターは、電気を使うパネルヒーターと比較がよくされます。オイルヒーターの場合、消費電力の最大が1,000Wを超えるようにもなり、1,500W近い家庭用コンセントの上限に近いようなものも機種によってはあるので、電気代は相当高くなります。さらに、このように消費電力が大きいにも関わらず、中のオイルを暖かくした熱によって暖房するので、非常に時間が暖まるまでにかかるため、電気料金もその分高くなります。
一方、電気のパネルヒーターの場合は、パネルを短時間に暖めて熱にすぐに換えるため時間の無駄が少なく、電気料金もその分安くなります。なお、電気のパネルヒーターを使う場合には、フルパワーで使わないで、置くところに注意すると電気代が節約できます。