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西部ガス 一般家庭向け電気販売を正式に発表

西部ガスは2016年4月に開始される電力の小売り全面自由化に合わせて、一般家庭向けに電気の販売を開始すると正式に発表しました。今月中に小売りに必要な事業者登録を経済産業省に提出する予定です。

西部ガスってどんな会社?

西部ガスは九州主要都市をサービス提供エリアとしている一般ガス事業者で、「東京ガス」「大阪ガス」「東邦ガス」とともに大手都市ガス4社に数えられる会社です。西部は「さいぶ」と読みます。

続々と発表される一般家庭向けの電気販売

10月8日に大阪ガスなど8社が追加登録されたことが、記憶に新しい電力の小売電気事業者ですが、九州の都市ガス事業者である西部ガスも正式に一般家庭への電力販売を発表しました。現在、小売電気事業者の登録数は48社(201510時点)で、来年の電力自由化開始時には約80社の登録が予想されています。

小売電気事業者に関するニュースはコチラをご確認ください。

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一般電気事業者・都市ガス事業者には正念場となる2年間

2016年4月・電力小売り全面自由化、2017年4月・都市ガス小売り全面自由化が控えている2016~2017年の2年間は、一般電気事業者・都市ガス事業者ともに、今後の事業継続のためにも非常な大事な時期となります。九州電力は2017年の都市ガス小売り全面自由化で、電力とガスをセットにしたサービスの販売を検討しているなど、九州電力と西部ガスによる顧客の奪い合いは、今後加熱していくと考えられます。