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群馬県太田市が、新電力の会社を設立

太田市

群馬県太田市、地域エネルギーの新電力会社を設立。

群馬県太田市は、2015/3/2に新電力会社の設立概要を発表しました会社名は「おおた電力」となります。
出資者は太田市と(300万円の出資)、太田都市ガス・Vパワー(合計で200万円の出資)となっています。

初期の対象は小学校などの公共施設。

エネルギーの地産地消を目標としている太田市は、太陽光発電を中心として地域へのエネルギー供給を実施していく見込みです。
太田市は、以前から太陽光発電の導入に積極的で、2001年には太陽光パネル設置奨励金を出すなどしました。
こういった、太陽光を導入しようという取り組みの延長で、2013年におおた鶴生田町太陽光発電所」を設立。
同発電所は3か所のメガソーラーを保有しており、年間発電量は440万kWhとなります。

2015年度から、上記メガソーラー発電所や小学校の屋上に設置されている太陽光パネルからできた電力を太田市が買い取り、県内の小学校などの小規模施設向けに販売していく見込みです。

太田市と同様、小規模施設に対し電力販売や送電を行っていた福岡県みやま市は住宅向けに電力を販売する意向を発表しました。
今後、太田市もこういった取り組みに参加していく可能性は十分考えられます。
そうなれば、小学校や施設の運営者だけでなく、電力を安く利用したい世帯主の方に対してもメリットを得られるようになりそうです。