家庭にある電化製品の中で電気代が気になるのはやっぱりエアコン。
そんな方は多いのではないでしょうか?
温度を高く設定してみたり、風量を弱くしたり、扇風機を併用したり、いろいろと工夫をされている方もいるかと思います。
今回はそんなエアコンを買い替えることでどれくらい電気代を節約できるのか考えてみました。
エアコンってどれくらいで買い替えるもの?
エアコンの平均買い替え周期をご存じですか?
平均をとると10年から11年という結果になります。
エアコンは約10年で買い替えるという方が多いのですね!
「うちのエアコン10年位前に買ったやつだ」そう思っているあなた!
今こそエアコンを買い替えてみましょう!
とはいえ、「別に普通に動くし、故障もないし、今のままでいいや」と思っているあなた!
10年前のエアコンと今のエアコンでは電気代が全然違います。
どれぐらい違うのか見てみましょう。
10年前の主要エアコンと最新エアコンの比較!
パナソニック(ナショナル)・日立の2つのメーカーで10年前の2005年のものと最新の2015年のものを比べてみましょう!
各メーカー、最高級機種の10畳用と普及機種の6畳用の2つずつ比べてみます。
消費電力に関しては「期間消費電力」を使用しています。
これは平均的な使い方をした場合の年間の消費電力の目安を表すものです。
それを基準に平均的な25円/kwhを基に年間の電気代を算出してみました。
パナソニック(ナショナル)のエアコン
2005年の高級機種CS-X255A
|
2015年の高級機種CS-X255C
|
電気代の差は年間5,200円! |
2005年の普及機種CS-H255A
|
2015年の普及機種cs-f255c
|
電気代の差は年間6,300円! |
日立のエアコン
2005年の高級機種RAS-S28T
|
2015年の高級機種RAS-ZJ28E
|
電気代の差は年間2,175円! |
2005年の普及機種RAS-N22T
|
2015年の普及機種RAS-AJ22E
|
電気代の差は年間5,275円! |
高級機でない限りすぐに買い替え!!
このように比較して見ると、高級機には搭載されていた技術がどんどんと普及機にも搭載されるようになり、消費電力が減っている事がわかります。
高級機は10万円以上します。年間4,000円ほどの差を積み重ねてもなかなか元がとれません。
一方で、普及機は目覚ましい成長を遂げているにも関わらず、数万円で購入できます。
年間5,000円の差があるなら、数年ですぐに元をとってしまえます。
つまり、普及機を買うならすぐに買い替えましょう!ということですね。
他の記事では2005-2015での1年ごとの各社の省エネ力の推移を掲載しています。
お時間があれば合わせてご覧ください。「エアコンの省エネ力」各社10年間の遷移
エアコンに関する節約記事が気になる方はこちらをご覧ください。
省エネするなら28度!なんて誰が決めたの?エアコン電気代節約の新事実
エアコンと扇風機の電気代を比較しよう
節約初心者必読。夏の電気代、どれぐらいが普通なの?