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系統連系の損失

系統連系をすることによるメリットには、経済性・信頼度の向上があげられます。たとえば、多くの異なった負荷がぶら下がる事によって、需要のトータルのピークが低減され、かつ多くの異なる電源がつながる事によって、常時の供給力が増大する事は、経済性の向上につながります。また、一部の電源や送電ネットワークに問題が生じても、他の設備でそれをカバーすることが出来る事などから、信頼度も向上します。

一方、系統連系のデメリットとしては、電圧や周波数の調整が複雑化する、大きな系統ほど

事故が発生した場合の短絡容量・地絡容量も増大し、結果として事故波及の範囲が大きくなるなどがあげられます。