昔の家に比べて現代の家は気密性が増し、冷房・暖房効率は格段に上がっています。特に、マンションは隙間が少なく、すきま風が入ってくることはありません。それでも、冬になると暖房なしでは過ごせないそんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?一日中暖房を使用すると電気代節約どころか、電気代が大変なことになってしまいます。そんなときは窓の対策を万全にしましょう。窓の対策が不十分なら冬の冷気が部屋にはいりこんでしまいます。
冬の3つの冷気対策
窓から暖かい空気が逃げ出してしまわないように、適切な対策をすれば暖房の設定温度を上げて使用したり、使用する時間を短縮したりして大幅な電気代節約をする事ができます。エアコンの場合、設定温度を一度下げるだけで10%ほどの電気代節約効果が見込めるそうです。積極的に対策を講じて、設定温度を下げるようにしましょう。では、具体的にどのような対策があるのでしょうか?
断熱シートを張る
断熱シートを張るのは一番手軽、かつ効果の高い方法です。しかも、水だけではるタイプなど窓を全く傷つけない商品も多数発売されています。値段も安く手に入れやすいというのも特徴です。そのため、夏場ははがして冬場だけ買い替えるというのも手でしょう。
厚手のカーテンを使用する
こちらも考え方は断熱シートと同じです。室内と室外を区切って冷気が室内に入り込むのを防ぐということです。ただし、カーテンの場合、値段に対してきちんと高価が上がるか微妙なところがあるうえに、夏場における使用方法を考えなければいけないという弱点があります。
観葉植物も有効
出窓など窓の前にスペースがある場合、観葉植物を置いてみるのはいかがでしょうか?見栄えが良く、自然に触れることができる上に、土による断熱効果が期待できます。
このように、暖房を弱めても暖気が逃げないように工夫すれば電気代の節約を実現できるかもしれませんね。