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福島県から、地域復興を目指す地域エネルギー2社。

福島県から、2社の地域エネルギー発足。地域復興を目指す。

皆様もご存じのとおり、2011年3.11に東日本大震災に端を発する、一連の福島原発事故が発生しました。
原子力発電事故は、原発難民を出しただけでなく福島の土地を汚染しました。
これにより、多くの農家の方々が事業を放棄せざるを得なくなるという事態が起きました。

このような一連の事故を受けて、福島県内でクリーンな地域エネルギーを利用することで、エネルギー自給率を高め、福島県の脱原発に貢献しようとする企業が多く登場しています。

今回は、そういった企業を2つ紹介させていただこうと思います。

会津電力

福島県会津地方を中心に事業を行っている電力会社です。
現状は、太陽光のみを利用して発電を行っています。
福島県内の電力を再生可能エネルギーのみを利用して自立させること、地域内で資金を循環させ、地域の自立を実現させることを目標として設立されました。

げんきアップつちゆ

温泉地として有名な土湯から、地域電力が発足しました。
元気アップつちゆは温泉を利用して発電するバイナリー発電を採用しており、これは世界初の取り組みとなります。
バイナリー発電は既存の温泉を利用し、温泉の湯量や効能にも全く影響のない方式です。
源泉の熱で、水よりも沸点の低い媒体(土湯ではペンタンを使用)を沸騰させ、その蒸気でタービンを回し発電します。
また発電に使われた媒体を冷却するには、荒川の清浄な沢水が利用できます。

バイナリ―発電(出展:㈱元気アップつちゆ)

以上2社を紹介させていただきました。復興に向けた、2社の貢献に期待です。