JSCAとは
スマートコミュニティを推進する機関
「スマートコミュニティ・アライアンス(JSCA)」は、情報通信技術を活用して再生可能エネルギーの大量導入や電力の需給制御を実現するスマートグリッドや、熱エネルギーや交通システムなどまでを含めた社会システム・・スマートコミュニティを国内外へ戦略的に展開していくために設立された官民一体の協議会で、2010年4月に設立されました。
他業界の参画
JSCAは、電気機器、情報・通信業、サービス業、建設業をはじめとした大変多岐にわたる産業界の方々が参加しています。
今後、アジア、欧米などを中心に大きな市場が見こまれる中、JSCAは、業界の垣根を越えて経済界全体としてスマートコミュニティを企画・推進、国際展開に当たっての行政ニーズの集約、傷害や問題の克服などに関する情報の共有などを行い、日本企業が海外のスマートコミュニティ関連市場に積極的かつ一体的に参画できるように取り組んでいます。
活動内容
具体的には、アライアンスの方針、検討などを行う場として、国際戦略、国際標準化、ロードマップ、スマートハウスの4つのワーキンググループ(WG)を設置しています。
このうち、国際戦略WGではASEAN地域など、今後ターゲットとする国ごとに案件発掘(個別ビジネス)をサポートするための環境設備(場の提供とプラットホームづくり)についての検討を行うとともに米国、欧州などの官民ミッションを通じて対外コミュニケーションの強化や国間リレーションの強化を図っています。
また、国際標準化WGでは、標準化すべき26の重要アイテムの検討体制を構築し、標準化策定にかかわる国際会議に積極的に参加し、日本のプレゼンスを高めています。
さらに、スマートコミュニティサミットをはじめとした国内イベントの開催、海外イベントへの出展などの情報発信、会員相互間の情報交流の場などを通じた連携の促進などを行っています。