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生活に係る数字

生活に係る数字

今回は、生活に係る数字を紹介していきたいと思います。

 

日本人1人の平均生涯年収は約2億円です。職種などによってこの金額は左右されますが、この限られた金額をどのように使うのかが一つ生涯設計のカギとなります。

今後は家庭の中で1人だけが働いているという前提で話を進めます。

 

次に気になるのが、生きていくうえで不可欠な生活費がどの程度かかるのか、だと思います。

これは家族が何人いるかによって金額が変動するので、家族の人数に応じて以下に紹介したいと思います。

 

月の平均生活費 年間の平均生活費 生涯生活費 ※1
1人世帯 99,730              1,196,760                     約7000万円
2人世帯 181,890              2,182,680                 約 1億2000万円
3人世帯 208,090              2,497,080                 約1 億 3000万円
4人世帯 234,280              2,811,360                 約1億 4000万円
5人世帯 260,480              3,125,760                 約 1億 5000万円

 

※1

寿命を80歳まで、子供は20歳で独り立ちするものとし、下記の条件に則って計算する。

1人世帯は生活を20歳から始めるものとする。
2人世帯は、1人世帯を経験した10年後、30歳から配偶者を得て、残りの50年間生活するものとする。
3人世帯は、1人世帯を経験した10年後、30歳から配偶者・子供を得て残り50年間生活するものとする。
4人世帯は、1人世帯を経験した10年後、30歳から配偶者・子供2人を得て残り50年間生活するものとする。
5人世帯は、1人世帯を経験した10年後、30歳から配偶者・子供3人を得て残り50年間生活するものとする。

加えて、子供一人の学費はパターンによって、下図のように変化します。



参考:http://www.kodomo-ouen.com/data/02.html
以上を考慮して、生涯収入(2億円)-生涯生活費-子供一人にかかる教育費を計算すると、生涯に生活費、教育費以外で自由に使えるお金は大まかに以下のようになります。

自由に使えるお金
1人世帯 1億 2000万円
2人世帯 8000 万円
3人世帯 3000万円~4000万円
4人世帯 2000万円~3000万円
5人世帯 1000万円~2000万円

 

あくまで平均をとって計算したものですので、すべての世帯に当てはまるものではありませんが、子供ができると意外と自由に使えるお金は限られるという印象をお持ちになったかと思います。

生涯稼げるお金が限定されていると考えると、節約をすることで生活にかかる費用を抑えることが有効であるように思われます。