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焼肉屋の開業プロセス

焼肉屋を開業するために必要なこと

まずは場所!

まずはどこにお店を建てるかが大事なので立地条件が整っている最適な場所を探します。焼肉屋の場合、平日や休日、それぞれ昼間や夜間での賑わい具合はどうか。治安の良し悪しも大事ですし、繁華街にライバル店はありそうか、大学が近くにあれば若者や、またパチンコ店や居酒屋があればそちらからの集客も見込めますので何度か足を運んで徹底的に調査するようにしましょう。
また焼肉屋のみならず飲食店は開業するにあたり保健所へ申請を行い許可を得る必要があります。申請書提出や店舗の図面、水質検査証明書、それ以外にも法人でしたら登記簿謄本も必要ですし、申請手数料もかかります。
そして食品衛生責任者を店に一人置かなければなりません。食品衛生責任者は栄養士、調理師、製菓衛生師のいずれかの資格を持っている人であり、また無資格の場合はその地域にある保健所が実施する食品衛生責任者のための講習を受けテストに合格しなければなりません。資格は自分が出店したい県でのみ有効というわけではなく、どこで取得しても全国どこでも使えます。
個人で開業する場合はその地域を管轄している税務署へ開廃業等届出書の提出や、収容人数が30人以上の場合は防火管理者も置かなければなりません。

費用について

気になるお金の話!

焼肉屋は内装や設備機器、厨房機器に費用がかかるので開業資金はだいたい1000万円~3000万円が必要になります。もちろん立地条件や店舗の広さによっては上記の金額は変わります。当然店舗の規模や人員数に左右されますし、また焼肉屋の設備費は通常の飲食店と比べてみてもかかる費用が大きいです。ですので最初の土地選びの時点で家賃をなるべく安い場所したり、また人件費用も大きく関わってくるので、職人さんではなくアルバイトで賄えるような仕入れや加工の工夫が必要です。

焼肉屋を開業する上での注意!

土地勘が意外なキーポイント

焼肉屋ですとより良い精肉店を見つけることは最も重要なことですが、その街の特質によって精肉店選びも変わります。高級肉を扱うことで運営が成り立つのかその見極めが大事です。一店に絞らず複数の精肉店とお付き合いしておくのが賢明でしょう。
また土地勘のない場所は一からの集客を図らなければいけないので、どうしても軌道に乗るまで時間がかかってしまいます。その点を踏まえるとまずは身内や友人ら、仕事上での付き合いがある方などに来て頂き、どんな店か知ってもらった上で他の方々に伝え広めてもらうのが確実です。