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炊飯器選びのコツ!マイコン式のメリットとデメリット

私たちの毎日の食卓を支えてくれる、炊飯器。家電の中でも比較的長持ちする方に入るかと思いますが、一人暮らし・結婚・子供の成長など、買い替えや新規購入の機会が意外に多い家電でもあります。

美味しいご飯をお得に炊くことができれば、日々の生活もランクアップして感じられるもの。今回は、炊飯器の加熱方式に着目して、ライフスタイルに合わせた機種の選び方をご紹介します。

加熱方式の違い:マイコン式とIH式

家電量販店や通販サイトを見ていると、「マイコン」と「IH」、2種類の炊飯器があることに気づきます。これらの違いは、温度制御と加熱の方式によるものです。

「マイコン」とは「マイクロコンピューター」のこと。内釜の温度と炊飯時間を、内蔵のマイクロコンピューターが調節してくれるというものです。加熱は、炊飯器の底にあるヒーターを通じて行います。

一方の「IH」は、「電磁誘導加熱(Induction Heating)」の略です。底から間接的に温めるマイコン式とは違い、IHタイプの炊飯器は、電磁誘導という現象を利用して、金属(内釜)を直接発熱させるのです。

では、両タイプの炊飯器のメリットはどんな点でしょうか?

本体も電気代も、安いのはマイコン式

マイコン式の良さは、なんといっても「安く済む」ことです。本体価格は、3合以下のサイズなら1万円を切るものもあり、一人暮らしや単身赴任を始める時などには嬉しい買い物です。

同じ炊飯容量で考えると、電気代もIH式より低く抑えられるため、総じて経済的な選択といえます。

強い熱で一気に大量炊きするなら、IH式

一方、大家族の味方になってくれるのはIH式かもしれません。内釜全体を直接一気に加熱するため、5合〜1升という大容量のお米も、大火力でおいしく炊き上げてくれます。

そのため、炊飯器の高級機種は、ほとんどがIH式です。

とはいえ、1合、2合といった少量のみを炊く場合には、マイコン式でもほとんど遜色なく炊くことができます。炊きたい量と、味へのこだわりを考えて、炊飯器を選んでいくのがコツです。

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