地震大国である日本が原子力発電所による電気の発電に頼るのは非常に危険です。しかし現に2011年以前は電気の発電を原子力に依存していたために電気が足りなくなるのでは?という不安は常について回ります。そこで電力業界は夜間などの電力消費の少ない時間帯に消費者に電力を利用してもらうために深夜の電気料金を割引する制度、「深夜電力」というものを作りました。
用途としては、電気蓄熱暖房機、電気温水器、電気式融雪、表蓄熱エアコンなどがあります。
今回は深夜電力の電気料金の計算方法を紹介します。まず深夜電力には、毎日23時から翌日7時までの時間に限り、温水の為に小型の電気温水器等の動力を使用する場合の深夜電力Aというメニューと、小型ではない電気温水器を使用する場合の深夜電力Bの2種類があります。深夜電力Aは1契約ごとの値段は定額なので、深夜料金Bの計算方法を紹介します。
深夜電力の計算方法
料金単価は基本料金が1kW単位でかかり、それに併せて電力量料金が1kWh単位でかかります。それに燃料調整費と再生可能エネルギー発電促進賦課金がさらにかかるというものです。
電力会社ごとに深夜電力の値段は変わっているので、それぞれのホームページで確認して、深夜電力の使用を検討してみてはどうでしょうか?