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洗濯物を最も早く乾かすには?洗濯乾燥機、浴室乾燥機、部屋干し比較

毎日の洗濯物、皆さんはどのように乾かしていますか?外に干さずに洗濯物を乾かす方法としては、洗濯機と一体化した洗濯乾燥機、浴室乾燥機、そして部屋干しがあります。どの方法を使うと、一番安く洗濯物を乾かせるのでしょうか?電気料金:1kWh=27円、水道料金:132円/m3、下水道料金:116円/m3として計算してみました。

洗濯乾燥機には2タイプがある

ひと口に洗濯乾燥機と言っても、乾燥方式の違いで光熱費は大きく変わってきます。

1)ヒーター式

65度〜100度近くの熱風をドライヤーのように洗濯物に当てて、発生した水蒸気や湯気を、水として外に捨てるタイプ。温度が非常に高く、「乾燥中に蓋を開けられない」というのが特徴です。高温加熱と、水蒸気の冷却排出のため、電気代・水道代を合わせて約65円がかかってしまいます。

2)ヒートポンプ式

エアコンのように、電気の力で空気中の熱エネルギーを集め、除湿をしながら温風を送るタイプ。「乾燥中も熱くならず、途中で蓋を開けてもOK」という機種です。光熱費コストは約17円。なんと、ヒーター式の4分の1近くで済んでしまいます。

浴室乾燥機はなんと100円超え!

では、浴室乾燥機はどうでしょうか?実は、使われているのは先ほどの1)と同じヒーター式。おまけに、お風呂場は湿気がこもっていることも多く、空間も広いため、洗濯乾燥機よりもさらに高コストなのです。3時間の使用で、光熱費は約101円。

「ヒートポンプ式」の洗濯乾燥機が優勝!エアコン部屋干しは2位

最後は部屋干しです。何も使わなければもちろん電気代はゼロですが、8時間以上経っても乾かない…という事態も頻発します。エアコン除湿を行うと、6畳の部屋なら電気代は約33円、乾燥時間は約3時間です。ちなみに、扇風機を併用すると早く乾き、電気代は26円にダウンです。

全体を見ると、最も安く洗濯物が乾くのは「ヒートポンプ式」の洗濯乾燥機だと分かりました。

 

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