海上を吹く風のエネルギーが波を起こし、その波の運動を利用して発電を行うのが波力発電です。島国の日本に適した発電方法と言えます。
波力発電の方法
波力発電の方法としては以下の2つが挙げられます。
振動水柱形空気タービン方式
波が行ったり来たりすることで装置の中の空気も出たり入ったりし、この空気の流れを使ってタービンを回し発電します。
ジャイロ方式
波による上下動の動きでタービンを回します。
波力発電のメリット
波力発電のメリットとしては以下の3つが挙げられます。
・エネルギー効率が高い。
・景観問題が少ない。
・波の状況は比較的予測しやすいので、安定的な供給を期待できる。
波力発電のデメリット
波力発電のデメリットとしては以下の3つが挙げられます。
・設置費用やメンテナンス費用が大きい。
・海洋生物への影響が考えられる。
・国の定める新エネルギーの対象に含まれていないので、補助金が国から出ない。