水素ステーションとは
走行時に有害物質も二酸化炭素も排出せず、エネルギー効率も高いという「燃料電池自動車」の製造と販売が活発になっています。それに合わせて、燃料の1つである水素を車に供給するために必要なものです。
その方式は三つに大別されます。1つ目は「オンサイト方式」と呼ばれ、ステーション内に改質器(水素製造装置)を設置し、種々の燃料から水素を製造する方式です。二つ目は「オフサイト方式」と呼ばれ、製油所などの大規模設備で水素を製造し、ステーションに水素を運搬、充填する方式です。三つめは「移動式」と呼ばれ、水素およびFCVへの水素供給に必要な設備一式を大型トレーラーなどで客先まで積載搬送する方式です。