かねてからHEMS開発に意欲を示していた楽天が提携を正式発表しました。
楽天の提携相手はIoT分野の大手ユビキタス社です。
スマートメーターで集めた電力消費の状況をクラウドに送信して解析するHEMSを共同で開発していく考えです。
HEMSに関する詳細はこちら
>>電力自由化で変わること~エネルギー管理支援システム~
新電力としてだけではない電力との関わり方を模索する楽天
楽天は新電力として電力小売供給を行うことを決定しています。
丸紅と提携して、楽天市場の出店者に電力小売供給を行う予定です。
(詳しくは>>楽天 ネット出店者に電力提供 丸紅から電力調達)
国内有数のポイントサービスである「楽天スーパーポイント」とのコラボなど、電力小売販売と親和性の高いサービスを多く抱えている楽天ですが、新電力としてだけではない電力市場との関わり方を模索しているようです。
無限の可能性を秘めるHEMS
スマートメーターからのリアルタイムの電力使用状況を得られることでHEMSの可能性は無限に広がります。
今回の楽天とユビキタスの提携の中でも、電力の異常消費を元にした高齢者の見守りサービスや、電力消費状況のビッグデータの解析を元にした料金プランの最適化など見える化から先のサービスが多数示されました。
HEMSの弱点を乗り越える楽天とユビキタス
HEMSはインターネットへの接続(クラウドへのアクセス)が必須です。
しかし、クラウドへの通信規格が多数存在しわかりにくいものになっています。
高齢者の利用も視野に入れてわかりやすいサービス展開を今後目指していくものと思われます。
参照元:http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2015/1005_01.html